えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

2019年観劇記録4 7月~9月

2019年の観劇記録になりますが、記録として残しておきます。数年前に書いたので、今と違う内容もあります。

 

7月5日11:30~ 「三婆」博多座

大竹しのぶ(本妻)、渡辺えり(妹)、キムラ緑子(愛人)、佐藤B作(部下)、向井康二など

面白かったです。
妹と愛人は主張が自分勝手かなと思うんだけど、本妻も一人で暮らすよりは誰かと暮らしたほうがいろいろあって、ボケないだろうなって。
最後、よぼよぼになってもみんなで暮らしていたな。

 

7月13日17:00~、15日12:00~ 「ピピンオリックス劇場

霧矢大夢さんはピピンの義母で、要は王の後妻。自分の息子を次の王にすることに余念が無い。でも息子は筋肉バカだった。
きりやんのセクシーな衣装でのダンスが良かった。日々、レッスンをされているんだろうけど、キレがあります。
前田美波里さんも負けていなかった。あの年で空中ブランコみたいなことをされるとは!
Crystal Kayさんは、初めてだったけど、狂言回し、なかなか良かった。やはり歌手なので、歌が上手い。ダンスも初めてだったらしいけど、悪くなかった。


7月14日11:00~、8月10日15:00~ 星組大劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Eclair Brillant(エクレール ブリアン)』

星組トップコンビの退団公演。
お芝居では、みつるくん(華形ひかる)の役は、紅ゆずるくん演じる主人公が地上に降りて、記憶を無くしていたのを拾って、世話をし、一流の料理人にしたけど、袂を分かつ。その後、礼まことくんを自分の店のトップシェフにして対決を挑む。が、敗れる。ヒロイン:綺咲愛里の店の界隈の開発計画に関わって、結局は儲けているという凄腕、経営者。一応、主人公に「愛を教えてやりたかった」ということを言っていた、でも自分にはそれができなかった。
何か、BLにありそうな設定じゃない?(最近、BL漫画を読んでいるので…、ちょっとそういう思考になってしまう)
明るいコメディミュージカルで良かった。しんみりするよりは明るく退団でいいんだと思った。

ショーのほうは、ダンスが苦手だという紅さんに上手いこと、踊らせず、組子に踊らせた後半のシーンが良かった。トップが苦手はものは他の組子に任せていいんだー。でも歌の場合、なかなかそうはいかないよね。

ところで、星組って今のお披露目公演(この記事を書いていた当時)のショーの中村一徳先生のショー、久々らしいということで調べたら、2002年の「LUCKY STAR!」以来みたい。定番の中村B先生のショーがそんなに当たっていなかったとは!柚希礼音時代にも当たらなかったのね。


8月4日12:30~ 「レ・ミゼラブル博多座

ジャン・バルジャン福井晶一、ジャベール:川口竜也、ファンテーヌ:知念里奈、エポニーヌ:唯月ふうか、マリウス:三浦宏規、コゼット:生田絵梨花、テナルディエ:斎藤司、マダム・テナルディエ:朴ろ美、アンジョルラス:上山竜治

かつて、山口祐一郎さん出演されていた時は、博多座だけでなく、帝劇、梅芸でも見まくったので、今の演出にはまだ慣れない部分もあります。

1幕最後のシーン、テナルディエ夫妻は舞台の中央下から出てくるほうが好き。上にいるより。
曲はいいんです。団体芸が決まる作品。
作品がいいので、オーディションで有望な新人を発掘していってほしいと思う。


9月13日14:00~ 新宿文化センター大ホール、28日17:30~ 新国立劇場 中劇場
「THE CIRCUS!-エピソードFINAL-」

CIRCUSが遂に最後!というのに福岡公演が無く、東京で見ることになった。大阪公演はチケットは取れず。
FINALですが、オメガ編のファイナルということだそう。なので、いつかまた続編があるかも。
毎年、新作を作ってくれて非常にありがたい半面、この作品に縛られるのもちょっと気にしていたので、一旦、終了はいいのかなと思う。これが小説やアニメとかだったら、ずっと続けてくれーって思うんだろうけど。

前回がいかにも、続きますという、舞台ではあんまりない、完結しない終わり方でしたので、今回、1年後にあって良かった。 でも、これ、メジャーな作品だったら、非難轟々にならなかっただろうかと思う。よくある連ドラの「続きは映画で」(最近は「ネットで」か)とか、非難されるからね。

今回、蒼乃夕妃ちゃん演じるモニカがはっきりと死んだと分かって悲しかった。最後のシーンからほぼ、死んだ可能性は高かったのだけど、でも実は助かったというのも期待していた。

最後も屋良くん、踊りまくりで、良かったです。
えりたんこと壮一帆さんはかっこいい役でしたね。女性ながら植木豪さんと勝負していましたから。
そして実は…という役でした。いや、1年も前の作品なので、ネタバレしていいのかもしれないけれど。
お茶目な面もあり、えりたんっぽいなーとも。屋良くんがトップスターと共演するのは久々かな?

そういや屋良くんとタカラヅカOGの共演ときりやんとジャニーズの共演について、別途、書きたいことある。(←すでに書いています)

 

9月15日12:00~「劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎《亞》けむりの軍団」博多座

劇団☆新感線を観るのは3回目くらいかな?
割と前のほうで見れたので、迫力があって良かった。
早乙女くんの殺陣はきれきれですごかった。古田新太さん筆頭に、池田成志さん、高田聖子さんなど、役者陣良かった。
「スキップ」で印象に残った粟根まことさんをまた観れたのは個人的に嬉しかった。

 

9月29日12:30~「仮面山荘殺人事件」 サンシャイン劇場

予定がなく、何かを観ようと思って、東野圭吾さん原作で、平野綾さんの名前があったので、今度、宝塚でも東野作品をするし、で、原作を知らずに見た。
婚約者を失った男はピエロだった。
ネタバレになるけど、男が婚約者のいとこの女性を好きになってしまった為に起きた事件。数ヶ月前に、1回しか見ていないので、間違っている箇所もあるかもですが、周りの人たちは全て、真実を知った上で(確信があった上かな?)、証拠が無いので、男に自白させようと演技をしていた。
亡くなった婚約者のいとこの女もその男に惹かれていて、行動がよく分からなかったんだけど、いとこを裏切れなかった人だった。