えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

博多座でエリザベート三昧

最初に一言。マロンパイがおいしかった~。
9月15日(月)12:00
朝海ひかる武田真治石川禅浦井健治
コムさん(朝海ひかる)の最初の少女時代の衣装がだぶついていて、それが気になった。
周りの共演者は良かったが、主役二人の歌がちょっと下手だった・・・。コムさんは上手く
歌えているときもあって、思っていたよりは上手かったけど、不安定だった。
少女時代は若い声で、大人になったら少し低い声になっていた。見た目は良かったよ、
この方本当に舞台化粧が上手いね。初めてスマステで見たときは、失礼ながらこの顔で
トップなの?と思ったものだ。研ナオコに似ていたんだもん。まだ宝塚に足を突っ込む前だったかな?
禅さんのフランツはいいね~。好きだ。でも禅さん、この日公演が終わって、東京に戻って
ラジオの生放送に出られていた。博多からわざわざ呼ぶなよ!でもそのラジオの他のゲスト
ホリプロ系だったので、禅さんもとなったのかな?それにしたって東京にいる人をゲストに
呼べば良いのに。しかもラジオでも禅さんは歌を披露してくれた。
ところでマックス(村井国夫)の好きな場面について少しだけ。マックスの場面で、エリザベート
フランツの結婚式のときのゾフィー(寿ひずる)との歌の掛け合いがすごく好き。この場面の
二人に火花が飛び交っていればいるほど、面白いと思う。そして最後のエリザベート
フランツが二人で去るのもを見守るマックスの表情が良い。子を思う親の気持ちが読み取れる。
3回見た中で、この日の子ルドルフが一番歌が上手だった。でも誰か分からない。子ルドルフも
会場内のキャスト発表のところに名前を出してほしいな。
浦井くんの足、細かった。

9月23日(日)17:00
朝海ひかる山口祐一郎鈴木綜馬、伊礼彼方
コムさんの歌が前回よりも上手に歌えているのが多かったかも。気のせいかもしれないけど。
それかどんどん上達していっているのか?でもその前に中日劇場を1ヶ月こなしているから
どうなんだろうね。
祐一郎さんには久々に聴かされました。トーとは良かったぞ!でも1幕最後がどすこいになって
いたけど。あと、でかいから、エリザベートとかルドルフを操っているかのような仕草が様になっていた。
伊礼くん、テニスの王子様のミュージカルに出ていたらしいので、実力がそんなにあるようには
思えなかったけど、ちゃんと歌えていた。闇が広がるも良かったです。ビジュアルがハーフだけあって、
濃いけど。パクルドルフ並の濃さだった。この二人のWキャストでなくて良かった。
綜馬さんもきちんと自分の仕事をされていました。

涼風さんは少女時代でも意外と声が低かった。でも全体的に歌は安定していて良かった。
やっぱり歌の面では涼風&山口キャストが良いかなと思った。
涼風さんも側転をしたのには驚いた。コムさんはダンサーだから軽々とこなすだろうけど、まさか
涼風さんもやるとは思わなかった。というか、一路さんが側転していたのか覚えていないんだよな。
この日も祐一郎さんの歌声は良かった。トートは期待通りで良かった。
さて、他のシーンについても。
計画通りにはいかないのシーンでの春風ひとみさんは面白いね。姉のヘレネ役は今年宝塚を
退団した南海まりさん。初参加でヘレネで周りからのやっかみが無いか心配だ。マダム・ヴォルフの
コレクションのシーンには出られたのだろうか?これからも舞台を続けていかれるのですね。
ええと彼女は85期です。
重臣たちもいいね。砂川直人さんを見るのが楽しみ。
革命家たちはツェップスさんだっけ?ルドルフが大きくなってもいられるので長生きだなと思う。
ゾフィーの死ぬ間際の歌も良い。
ミルクはいいねえ。ドイツ人主義?のシーンも結構好き。ダンスと音楽が他のシーンとは違うし。
あのマークを見るのは嫌だが。
ルイジ・ルッキーニも職人って感じで自分の役割を果たされていると思う。

なんだかんだで、エリザベートは良いです。
来年、宝塚でしかも月組でやるといううわさが2ちゃんであるけど、それは勘弁してほしいな。
きりやんのフランツは見たい気はするが、あさこさんのトートには惹かれない・・・・。それに月組では
2005年にやっているしね。まあ、うわさで終わると思うが。月組で海外ミュージカルなら
「ミー アンド マイ ガール」もやったばかりだし。