えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

宙組 大劇場公演 10月5日(土)11:00、15:00

Paradaise Prince

タニさんに合わせた作品だった。アイドルチックな感じ。で、ウメちゃんもタニさんのキャラについていける娘役
さんだった。でも、これ男性の演出家ではなかなか書けなさそうな内容だよね~。植田先生(あ、もちろん
景子先生のほうね)だから、みたいな。でも植田先生は「舞姫」、「アンア・カレーニナ」がすごく良かったので、
そういうのを大劇場でも期待するよ。
では、以下、箇条書きで感想など。

・タニさんに合わせたんだろうけど、もっと大人っぽくても良かったかな。
・ウメちゃんは現代を舞台にしていて、庶民だったので、服装がいまどきで、宝塚っぽくなかったけど、
非常にファッションとキャラは合っていた。ただ、歌が残念すぎる。タニさんも上手い方ではないが、
歌で足を引っ張ったな~と思った。休みの間に歌のレッスンをすれば良かったのにと思った。
・キャサリンが登場するとき、木曜日の11時?に来ることになっているらしく、プルート(寿つかさ)以外の
男性社員が「来たー!」といったのは、山本高広の織田裕二のモノマネねたを思い出したけど、それを
ねらっていたのかな?ちょっとやだった。あと恋人のいるちぎまでそこに参加するのはどうかと・・・。その後、
彼女は怒る様子も無かったが・・・。
・らんとむ、この作品の世界観に合うのか?と冒頭のシーンで思ったけど、らんとむの世界だけは
ヅカらしさを失っていなかったので、良かった。
1回目と2回目の間に食堂で明石焼きを食べていたら、近くに座っていた3人組の一人が「アンソニー様」
と呼んでいた。でその方によると、アンソニー様が手を上げると雷が鳴るところがアンソニー様が雷を起こした
みたいでいい!というようなことを言っていたので、2回目のとき注目したら、確かにアンソニー様が
手を上げると雷が鳴っていた。この人は悪い人になりきれなくて、最後とか、若い娘さんたちに「お願~い」
と言われていたら、負けていたな。
・みっちゃんの役がインパクトあり。オタクになりきっていた。でも実は・・・という役だった。この役、新公では
蓮水ゆうやがやるんだけど、どんなになるのか見てみたいと思ったものだ。佐助とは180度違う役だし。
感想を見ると、ちゃんとはっちゃけてやれたみたいです。
・七帆くんと十輝くんは、グループはそれぞれキャサリンチームとアニメ会社チームに分かれていたんだが、
服装が似た感じだったな。で、どちらかというと、十輝くんのほうがキャラ付けがちゃんとされていたよね。まあ、
どっちとも携帯電話で会話していたけど。本当にショーといい、2個一な感じ。
・ともちんが~、アンソニー様の愛人兼秘書でして、ライバルは同じく愛人兼秘書のまちゃみ。宝塚でも
こういうゲイ役を見るとは思わなかったです。ゲイの仕草がいろいろおもしろくて良かったです。最後、
アンソニー様が若い女性たちに囲まれたときも避けさせようとしていたり。ただ、出番は少なかった。
アニメ会社チームの若手くんたち。ちぎさんはコマかと思ったよ。やっぱりこの二人は似ている!と確信
したものだ。カチャさんは見た目と裏腹に生意気・強気キャラだった。で逆に蓮水くんは大人しめキャラ。
でも半ズボンだったと思うし、かっこよかった。もっと前に出てこい!
春風弥里はキャサリンの友達チームにいて日本人の役だったけど、アニメ会社チームの方が
舞台にいる時間は長かった分、あんまり目立っていなかったな。一応、プログラムでは、カチャより前に
来たんだがな。蓮水くんはカチャの次。
・でも、新公主演の鳳翔大は、もっと・・・。スチュワートの父親役で、役としては2シーンしか出番が
なくて、しかも回想シーンの為か、薄いカーテン?が掛かった状態だったので、顔がよくわからんかった。
なんで、アニメ会社チームかキャサリン友達チームに入れなかったの?

ダンシング・フォーユー


ラブ・シンフォニーと同じ中村一徳先生作でしたが、こちらの方が好きかも?というか、やっぱり群舞が
多いんだけど、より若手へのスポットが当たるようになっていた。
ちょっと、羨ましかった。七帆君と十輝君で銀橋ですよ!この二人と同期が花組にもいたんですけど~。
みつる・めおちゃんが!そういえば、みつる・めおちゃんはほぼシンメでしたね。でも、二人だけとか二人メイン
は無かったすよ。やっぱり身長が合わないのがいざとなったら並べさせられない理由?みつるくんはまっつ、
めおちゃんはまあくんと並んだ方が凸凹よりはいいのかな・・・。まあ、宙組二人の銀橋は片方が七帆くんだしね。
七帆くんは、みつる・めおちゃんをリードしてるからな・・・。バウ主演してるし、プログラムは組長さんの前だしね。
でもこのコンビ、良いですね。七帆くんは踊っているときの表情が崩れなければ、もっといい。
あとこれだけでなく、エイト・シャルマンもちぎさん以下の下級生だった。って、花組の「RED HOT SEA」
でも結構な下級生までがエイト・シャルマンしてたな。ってか、エイト・シャルマンで草野先生のショーだけで
出てくるかと思っていたらそうじゃなかったんだと知った。ええ、まだ観劇歴が少ないもので・・・。
あと、アラビアのシーンでウメちゃんと絡む男役もラテンのシーンであやねちゃんと絡む花組の男役より
下級生だったぞ。人数は少なかったけど。宙組は早霧、春風、鳳翔、蓮水、凪七、蒼羽。今の宙組
若手路線と言えばガチなメンバーですよね。凪七(研6)と蒼羽(研2)の間には入ってくる子はいないのだろうか?
次の新公で凪七さんが主演だと思うが、蒼羽さんは2番手にくるのかな?今回は七帆くんの役だったが。
あ、今更だが蒼羽さんは名前に「そら」が入っているんだね。

パリのシーンは華やかだった。エンター・ザ・レビューを思い出した。
ニューヨークのシーンでタニさん、らんとむ、みっちゃん、ともちんの4人で浮浪者の格好で踊るシーンが
良かったけど、ともちん、やっぱり大きいのが目立っていた。
群舞では春風弥里が見つけやすかった。結構センター寄りにいて、髪の毛の色が茶髪が多い中、
黒髪で目立っていたからね。その春風さんを目安に蓮水くんを探していました。大体、近くにいるだろうと。
で、確かに結構、近くで踊っていることがあった。蓮水くんのビジュアルは良かったな~。ダンスがどうとかまでは
見ていない。存在を確認するまでに時間を要していたので・・・。で、みつるくんと違って、凝視まではしないのさ。
結構、全体的に見たり、あちこち見たりするんでね。