えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

宙組全国ツアー「銀ちゃんの恋」梅田芸術劇場 9月4日(土)16:30~

席は2階1列目でしたが、この演目にはやっぱり大ホールは大きすぎるなあと感じました。
さて2008年の花組バージョンからどのようになっているのか?
2階席で、1回しか見ていないので、細かい部分の違いは、指摘できません。
分かりやすい変更はあったので、その辺だったら書けるかなと思います。
 
今回は客席降りが増えていました。銀ちゃんの最初のナンバー「主役は俺だ!」で
降りていました。あと、ヤスの「映画人生」も客席に降りていきました。この曲では降りなくて
いいのにと思いました。あと、ともちん専務もいきなり客席から登場して、歌う場面がありました。

銀ちゃん/大空祐飛
前回に比べて、どうだったとは言えませんが、銀ちゃんでした。
 
小夏/野々すみ花
くどさが軽減されていたと思います。
 
橘/春風弥里
めおちゃんの橘がはまっていたので、春風さんの橘はどうなるんだろうと思っていましたが、
橘になっていたと思います。テレビ撮影のシーンは小夏に対して、前回より冷たかったのが
気になったけど。クイズのレギュラー番組はアドリブをしているのかな?私が見たときは
台本通りだったようですが。
具体的にどこがとは言えないけど、めおちゃんの橘とは違っていて、めおちゃんの橘は
やっぱりめおちゃんのキャラがあってこそだったと感じました。
 
専務/悠未ひろ
ともちん仕様になっていました。花組公演から一番変化したのがこの役。胸にピコピコ光るものを
つけて、変な設定がついていました。
それと、この専務は老け役に徹した方が、スポンサーさんを殴ったときの説得力があるんだなと感じた。
今回の専務だと、前回ほど、ぐっとこなかったので。これは役者のせいでは無く、演出家の
せいだけど。
 
ヤス/北翔海莉
ヤスになっていた。が、たまにヤスには不要な貫禄を感じてしまった。やっぱり学年が研13という
上級生なのと、みつるくんよりはるかに経験値が高いからかな。
でも、階段落ち前夜のシーンは固唾を呑んで、見ていました。本当に自分の中は静寂でこのシーンに
見入ってしまいました。迫力がありました。
歌が上手かった。映画人生ってこういう歌い方もあるんだと感じました。
みっちゃんとみつるくんは同じ役をするのが2回目で、ちょっとした縁がありますな。
愛称もみつるくんのほうが、みつるが発展して、「みっちゃん」と呼ばれているときがあるし。
 
私の注目の春瀬央季さんの「保険屋」、ちゃんと見ましたよ!後ろに1回転していました。
あと、足が長いことが分かりました。スタイルが良いってことかな?組内での成績が下の方と
いうのが気になるけど、これからも注目していきます。
 
他に前回、初姫さあやさんが演じた秘書役を今回は、愛花ちさきさんが演じていて、
さあやちゃん同様、良く演じていました。「スナックカラオケ ししとう」の場面が心配で
注目しましたが、彼女は寝転んでいました。メインを邪魔していなかったので、良かった。
銀ちゃんを振り回す朋子はすみれ乃麗ちゃん。キャラが似合っていると思った。
 
全国ツアーということでフィナーレがついていました。ロケットは無し。
3場面くらいあって、全て蒲田行進曲のアレンジヴァージョンでした。
そして、銀ちゃん、羽を背負っていました!通常、大劇公演では2番手が背負うくらいの大きさの
羽だったので、結構、羽を揺らしていたのが、良かった。某動画サイトで、真矢みきさんが
羽をばっさばっさ激しく揺らしていたのを見て、こういうの見たいな~と思っていたので、
嬉しかった。もっと揺らしてほしかったけど。今、大劇場公演で背負っている羽だと、激しく揺らせないから。
 
最初、公演が発表になった時は2回、見ようかと思ったのですが、月組公演との絡みで1回しか
見れない状況でしたが、1回で十分でした。贔屓目さんがいないと、そんなものかなとも感じました。
でも、「銀ちゃんの恋」を楽しめたので、良かったです。