えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「頭文字D The Movie」(吹き替え版)を観た。

最近地元で見たい映画が公開されているが、全てを見る機会はないかも?
時間はつくろうと思えば作れるんだけれどね。

周杰倫(ジェイ・チョウ)の主演映画ということで見逃すまいと観に行ってきました。
シネコンでのレイトショーだったのだけど、これより、ちょっと早くにペ・ヨンジュンの「四月の雪
が始まるということで、女性客が多かった。というか、レディースデイだったのだけど。
さて、まず、この映画の客層が最近私が見ていた映画と違って男性が多かった。
私は周杰倫や他の香港若手俳優目当てなわけだったのだが、
男性の人たちは原作を知って観に来ているという感じなんだろうね。

さて始まりはクールな感じだったが、役者が話し始めるとがっかり。吹き替えだった・・・。
最初は違和感ありまくりで萎えたが、徐々に馴染んでいき、樹のキャラだったら吹き替えで
良かったかもとおもった。コメディ映画は吹き替えの方が情報量が多くてより笑えるらしいからね。
そういや、しばらく、樹(いつき)となつきが混乱してた。この二人、同じ名前?とか思ってしまってた。

エディソン・チャンとショーン・ユーはかっこよかったよ~。特にエディソンのクールな味方キャラは
良かった。それに比べて、ジェイは・・・。ジェイはアップになる度にもっと美形だったらな~と思った。
本業は歌手だから本当は別にいいんだけど、俳優業をやるならばね。
でもジェイ、よくやったよ。吹き替えの人のぶっきらぼうなものの言い方を聞いて、字幕も観たくなった。
杏ちゃんと海に行ったときのジェイはかわいかったな。普段見ないジェイを見れた気がする。
アンソニー・ウォンはいい味出してたな~。普段はかっこ悪い親父なのだが、車や走り(こういう言い方で
いいのか?)に関すると、男前になり、本来のアンソニーのかっこよさとダブっていた。
鈴木杏ちゃんはジェイ親子としか絡まなかった。原作知らないけど、原作もああいう設定なのかしら?
何か、かわいそかったな・・・。あれは普通に援助○際ってやつで良かったの?何か事情があって、
男の人と関わってたとか?
樹役のチャップマン・トウ(珍しい英名だな~)はこの映画のコメディ担当で良かった。
どっかで観たかな?と思ってたら、「インファナル・アフェア」でトニー・レオンと絡んでいた人だった。
ジョーダン・チャンは渋キャラだったな。このメンバーだとお兄さん的存在だよな。

原作は知らないけど、作品自体はまあ、楽しめた。でも、
エンディングが配給エイベックスの新人グループ「AAA」だった。ジェイの歌聴きたかった。ジェイを
観に行ったのに、声聞けなかった。だいたいさ~日本で公開される外国映画の主題歌を日本人に変更に
する必要ないんじゃない?映画の宣伝効果ってあるの?今回の場合は新人グループだし、
そのグループの宣伝にはなっても映画宣伝の効果はあんまりないような・・・。だって曲はCDで聞けるからね。
わざわざその曲を聴きたくて、映画を見に行く人なんていないと思う。歌詞が内容とあってて感動するタイプの
映画ではないのだから。
ということで、ジェイの主題歌が聞けなかったことが不満だ。でもってせっかくのいい曲を日本の皆さんに
聞いてほしいんだよ~。だから、エイベックスには野暮なことをしないでほしかった。