えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「レ・ミゼラブル」5/7(土)夜公演を観ました。

バルジャン:山口/ジャベール:今/エポニーヌ:新妻/
ファンティーヌ:シルビア/コゼット:河野/マリウス:岡田/
テナルディエ:徳井/テナルディエの妻:瀬戸内/アンジョルラス:東山

印象に残っているうちに書こうと思っていましたが、なかなか忙しく、
公演から1週間経ってしまいました・・・。
では感想を。

席は14,5列の上手側。ちょっと前の方の頭が気になりました。正面を見れば席は
前の人とずれているのですが、舞台を見ようとすると前の人と重なるようになっていました。
オペラグラスを初めて使っての観劇でした。
この日のジャベールは鈴木さんの予定でしたが、体調不良で、今さんが
代役を務められました。ちょっと残念でしたが、山口×鈴木は4月に観たし、
昼公演の影響もあって、今ジャベールは満足でした。昼公演以上に、
今ジャベの動きに注目してましたが、動きも機敏でかっこよかった。
バルジャンよりジャベール派になりそうな気がしました。山口さんのファンなのに。

それぞれの役に関しては、過去2回見た役者さんと違う方も出てきて、
同じ役なのに印象が違うところもあり、おもしろさを感じました。
シルビアさん:マルシアさんとは明らかに違うファンティーヌでした。声がマルシアより
野太い。どっちかというと、マルシアさんのほうが好みかも。ただし、シルビアさんを先に
観ていたらまた違ったかもしれませんが。
河野さん:知念さんとそこまで違和感を感じませんでした。良かったと思います。
岡田さん:声が若い。実年齢を感じさせませんでしたね。
新妻さん:私の中で、エポニーヌの存在感が薄いせいもあって、特に笹本さんと比べて
どうってのは無いです。悪くは無いと思います。
東山さん:歌よりダンスが得意だそうですが、安心して歌も聴けました。髪型がいいですね。
山口さん:テナルディア夫妻との取引で2回、会場を笑わせてました。手相に答えるシーンと、
3枚目のお札をテナルディアのおでこにくっつけるシーン。おでこにお札をくっつけるシーンは
オペラグラスでちょうど観ていて、笑ってしまいましたが、同時にあちゃ~、やっちゃったよとも
感じました。レ・ミゼファンの方たちからしたら、こういうの許せないみたいなので・・・。
しか~し、「彼を帰して」はすっごい良かったよ~。綺麗な声でした!

さて、オペラグラスを使いつつの観劇でしたが、いい面と悪い面があるかも。
役者の表情がはっきり見られるのはいいのですが、その間、役者の表情に注目してしまって、
歌を聞くのにおろそかになってしまって、物語の中に入り込めなくなってしまいます。
オペラグラスを上げたり、下げたりも結構、物語から外れてしまうし。役者の表情を
観るのも面白いのですが、舞台全体をずっと見ていても面白い作品だと思いますね。