えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「ディパーテッド」を観た!!

「無間道-インファナル・アフェア-」がどんな風にリメイクされているか。

結論としては、「ディパーテッド」は「ディパーテッド」なりに面白い作品になっていた。

ディカプリオ 出演の映画を観るのは、確かこれが初めてな気がする。
今までは、マスコミが煽るほどかっこいいと思っていなかったが、この映画では
かっこよかった。トニー・レオンとはまた違う魅力があって良かった。

他の俳優については、思い入れのある香港明星と違って、何にも知らない状態なので、
アンディ・ラウの役をやった マッド・デイモン は憎らしかったな~。アンディ・ラウに対しては、
憎い感情は沸かなかったし。
エリック・ツァンの役をやった ジャック・ニコルソン は、顔が本当に悪人って感じでいやらしい。
マット・デイモンと対峙したとき、殺されるのは今か今かとハラハラしながら、観ていたが、
中々、殺されるまでに時間が掛かったな。
アンソニー・ウォンの役をやった マーティン・シーン は、結構、年がいってて包容力が
あって良かった。まあ香港の方は、トニーとアンソニー同年代ですからね・・・。
ただ、刑事の癖につけられてるのに気づかないのは、間抜けだったな。
でやっぱり最後は衝撃的な最後だった。
ヒロインが一人になっていて、両方と関係を持ったんだが、最初に何で、デイモンと
付き合い始めたのかな~。どこに惹かれたんだろって感じ。やっぱりディカプリオと
関係持っちゃったか、でも、選んだのはデイモンって。この人の感情がイマイチ掴めなかったな。
まあ、いい仕事はしてくれたが。

ストーリーは分かっていたとはいえ、終盤に、バン!バン!バン!と銃声の音が鳴り響いて人が
連続で死んでいったのは、やっぱ後味悪い。R-15になっても仕方ないなと思った。
でも、最後の終わり方は人が死ぬんでこういっちゃあ何だが、すっきりはする。途中で消えちゃった
マーク・ウォールバーグ が最後はやってくれたという感じ。
とはいえ、香港映画の「無間道」のテーマからは外れるけどね。まあ香港映画も3でアンディ死んじゃったし、
いいのかな?

これはアカデミー賞の最優秀賞が発表される前に観にって来たんだけど、作品賞で最優秀って
びっくり。リメイクなのに、オリジナル作品に最優秀をやらなくていいのか!?
ハリウッドの、アカデミー賞の、アメリカのプライドは無いのか?と思ったが、
「無間道」のリメイクだから、ちょっと嬉しいけどね。