えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「サバイバル☆アイランド」5/12(土)18:00と6/2(土)18:00

サンシャイン劇場兵庫県立芸術文化センター、両方に行きました。
両方とも、初めて行く劇場でちょっとわくわくでした。
しか~し、サンシャイン劇場の方は道に迷ってしまい、劇場についたのが、
開演ギリギリでした。サンシャインまでは行けたけど、どっちに行けば、劇場に
着くのかが、よくわからなかった・・・。劇場自体はこじんまりとしていました。
小劇団の中でも売れている劇団が公演するところというイメージがある。
東京サンシャインボーイズとか。
一方、芸術文化センターは宝塚から阪急電車で15分の西宮駅
すぐそばで、私、この日は、宝塚からのはしごでした。しかも、宝塚では、
1回目は大劇場公演「エリザベート」、2回目はバウ公演「大坂侍」というスケジュール。
2回目がバウ公演だったので、間に合いましたが、大劇場公演だと厳しいですね。
帰りの西宮駅で、宝塚歌劇団の紫色の袋を持っている人がいて、もしや
私と同じくはしごされたのかな~と思っちゃいました。
駅から劇場が道が繋がっていて、その道も木を使っていましたが、劇場内の椅子も
木を使っていました。新しい劇場できれいでしたね。

さて、前置きが長くなっちゃいましたが、公演自体ですが、
感想は、まずは、いつのまに演技派になっちゃったの?ということ。ここ最近、ミュージカル
が続いていましたが、これは久々の普通のお芝居で、より演技力が目立つわけですが、
みんな上手い!と思いました。秋山くん以外の3人は十代の頃は、お芝居の仕事が
あまりなく、ダンス中心だったのですが、やはりMAになってから、主演舞台など数々の舞台を
こなしてきているだけの成果がそこにはあったと思います。
コメディって難しいジャンルだと思うのですが(私は人を笑わせることは難しいことだと
思っているので)、芝居の間が息ぴったりでした。4人だけの芝居でどうなるんだろうと
不安もあったのですが、かえって普段一緒に仕事をしている4人だけというのが、
息ぴったりで良かったのかな~と思いました。遠慮せずに、どんどん、アドリブを言ったり、
つっこんだり、思いっきりボケることができたりしたんじゃないのかなと思いました。
そう、コメディとしてもおもしろかったんですよ~。
ただ、私はちょっとファン視線で見ていたからかな~とも思います。普段の4人を
この芝居の中で想像しちゃうので。だから彼らのことを知らない人たちが見ても
おもしろかったのかな?とは思います。
それから、ジャニーズっていうより小劇団の芝居という感じがしましたね。本当に、
芝居だけで進んでいたので。まあ、時間が経つ時にちょっとダンスしてましたけど。

ところで、セットで舞台の上手側前方に木がありまして、サンシャイン劇場のときは
その目の前に座っていたので、その木に登っている屋良くんをたっぷり堪能していました。
途中、屋良くんは「Amazing Grace」を歌うのですが、下手でした・・・・。
おかしいな~、「FAME」ではもっと歌えたはずなのに・・・。わざと?
あと、コメディと書いていますが、友情ものでもあります。みんないろんなことを抱えて、
会社の研修に参加していて、それを最後告白していき、より一層お互いのことを
理解しあうってなります。

キャストについてですが、
町田氏は、アウトドアグッズ?のおたくで婚約者がいるんだけど、気弱なタイプ。
町田氏は今まで見たことの無いくらい笑わせてくれました。昔はクールなイメージだったのに。
まあ、公式の日記、読むとそうではないとわかるけど。
米花くんは、コネ入社でそれにちょっと引け目を感じているのを隠す為か、みんなに対して
攻撃的な奴。スネキャラでしたね。今、流行の「欧米か!」を取り入れていらっしゃいました。
秋山君は、研修リーダーで遭難した島で何とかみんなを引っ張っていこうとするが、
あまり上手くいかないし、実は課長から他のメンバーを評価するように言われていたという
役所でした。途中、名詞を使って友好を示すシーンはちょっと引きました・・・。
屋良くんは自分が母親を殺したと思っていて、精神的にちょっと病んでいる人。
でも時々、3人に引っ張られていて、それを感じさせない部分があったな・・・。コメディだから
OKだったのかな?

そういえば、兵庫の公演では4人の最初の登場シーンで拍手があって、サンシャインで見たときは
無かったので、ちょっとびっくり。その前に宝塚の公演を観ていたので、「宝塚?」と
思っちゃいました。でも、こないだ見た「桂春団治」と今日見た「NINAGAWA 十二夜」でも
登場したときに拍手が起こってたな。商業演劇ではよくあることなのかな?