えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「マイ・ブラザー」を観ました。

ちょうど、シン・ハギュンの「ナイスガイ」を見ているときだったので、観に行きました。
シン・ハギュンは「JSA」で見ていたし、POSITIONがカバーした尾崎豊の「I LOVE YOU」
のMVをよく見かけていたので、気になる俳優さんなのです。
一方、ウォンビンは良く雑誌で見かけていたのですが、ドラマ・映画を見たのは、
これが初めて。見た目より声が骨太でした~。

それにしても、韓国って20代後半以上の役者によく高校生役をやらせていますよね・・・。
この映画も高校時代がメインでしたし、もちろん子役ではなく、この二人が
やっていたわけです。だけど、外国ものだからか、意外と気にならなかったりする。
気になるやつもあるけどね。「冬のソナタ」とかは・・・。シン・ハギュンは童顔だから、かなり
いい感じで高校生だったと思う。

前半は母親の見える形での愛情が兄(シン・ハギュン)にばっかりいって、それに反抗する
弟(ウォンビン)で、淡い恋とか、喧嘩とかあったりするわけですが、兄が大学生になって、
家を出てから少し状況が変わる。今まで兄にばっかり愛情を注いでいた母との二人暮らし。
母親の仕事の失敗があり、弟はヤクザな世界に入ってしまう。心配になったのと、
ちょっとした懐かしさもあって、久しぶりに家に戻ってきた兄。そして、やっと兄弟の思いが
通じる。そのとき弟のヤクザな行動が・・・。因果応報ってやつです。それが弟のところに
直接来るのではなく、兄のほうに来てしまったんです・・・。
そのシーンは泣きました。ハギュン、死んじゃったよ~。弟も家を出たあたりから何となくは
薄々感じてはいたものの・・・。また、兄の死後に兄から母宛に誕生日プレゼントが届くわけですよ。
そのメッセージもジーンと来るものでした。
弟は兄が撮った写真の現像を取りに行ったシーンで終わるのですが、弟はその後
写真家になったのでしょうか?何の職業に就いたのだろうと気になりました。

さて、韓国ドラマ・映画に突っ込みを!えっと、不良っぽいキャラとか、喧嘩っ早いキャラって
一回はヤクザの世界に足を踏み込んでしまいますね・・・。というか、普通にヤクザの出現率が
高い。最近の日本のゴールデンタイムのドラマにはほとんど見かけないですよね。
韓国、規制が厳しい割にはその辺はどうなの?と思ってしまいました。