えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

『WiCKED』6/22(日) 13:00~ 電通四季劇場「海」

当日券で見た。S席の端とはいえ結構前の席だったので、迫力を感じられて良かった。
オープニングでイケメンっぽい人を発見。
おもしろかったんだけど、ストーリーは後味が悪い。いじめの要素があるからかな?
エルファバ(濱田めぐみ)を悪い魔女と言ってた民衆が酷い目に合えば、もっとすっきりするのに。
エルファバの妹・ネッサローズ(鳥原如未)は姉に対して傲慢だったけど、死に方はちょっとかわいそうだった。
それもあってかボック(伊藤綾祐)は好きになれない。何だよ、嫌なら最初からネッサローズの
世話をするなと。それやって本当にグリンダの気を引けると思ったのかよ!
フィエロ(李涛)さんはもっとイケメンが良かったな~。
グリンダ(沼尾みゆき)は若作りしてます!ってのが見えた・・・・。前の方で見た欠点だね。
この人も悪い人ではないんだが、人気者の良い魔女になった過程が好きではないな。
オズの魔法使い(松下武史)、こいつが一番、駄目だろ。
校長先生のマダム・モリブル(森以鶴美)は最初はいい人かと思っていたのに
人を利用してのしあがろうとしてたな。
ディラモンド教授(前田貞一郎)が一番、まともな人だった・・・もといヤギだった。
エルファバも容姿のせいもあってか、やることが空回りな人だったな。

最初にも書いたけど、いろいろ舞台の装置や演者の熱演で迫力があっておもしろかったんだけど、
よく考えるとストーリーはちょっとむかつく話だよね。良い子が最後にやっとむくわれるんだけどさ。
でもアメリカの若い女の子達はエルファバとグリンダの友情物として人気があるらしい。

ネッサローズ役の鳥原さんは、みつるくん(華形ひかる)の花組・同期だった方だ。
宝塚にいた頃よりも活躍されているようなので良いですね。
歌が上手い和音美桜の退団発表があり残念ですが、彼女も鳥原さんのように他のミュージカルで
活躍してほしいな。