えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

『宝塚BOYS』  シアタークリエ 8/2(土) 17:00~

宝塚を題材にしているので、見たいな~と思って観て来ました。
いや~、良かったです。宝塚歌劇団お馴染みの曲がいっぱい、使われていて。
「モン・パリ」と「すみれの花」ってかなり昔の曲なのに、今でも劇団で歌われているのは
やっぱりいい曲だからだと改めて思った。

BOYSたちはですね、何人か、歌劇団のキャラじゃないだろって人がいましたが、まあ、
男性という時点で、皆、やっぱり劇団にふさわしくないのかな~。
関西キャラがいたり、ちょっとたよりないリーダーだったり、実力的には問題なくてちょっと高飛車な人が
いたりで、みんな個性的だった。
山路さんと初風さんもBOYSを暖かく見守っていらっしゃったし。
後半のレビューは良かった。男性がやるとこんな風なのか~と。ちょっと歌がイマイチなのはおいといて。
羽も小さいながらもあって良かった。吉野さんと葛山さんがでかかったな。

吉野さんは、今までも舞台で何回か見てきたけど、本当に、舞台映えする人だと思う。
何かね、印象に残る。テレビだと濃いと思うが。でも、東宝の舞台でしか見たこと無いんだけど。
東宝の使い方が上手いのかな?
今回の役は、ほぼ素人集団の中、一人だけ実力者でみんなに対して上から目線という役だったけど、
うまいことのその雰囲気を出していた。背が高いし、やっぱりダンスは上手い人だから、納得という感じ。
惜しむは歌がイマイチなところかな?そこがこう、東宝では脇に回ってしまうところなのかな?
あとキャラも主役タイプより、脇で光るタイプなのかね。
でも吉野さんはこれからもミュージカルで活躍してほしいと思いました。

あとのBOYSは、
葛山さんの役はドラマだったら谷原章介が似合いそうと思った。ちょっとホモ疑惑があった。
花緑さんはビジュアルは落ちるものの、空回りぎみリーダーは合っていた。
山内さんは元は劇団のオーケストラにいて、関西弁でしゃべっていた。やる気あるのかわからん風では
あったが、途中で病気になり離脱することになって、宝塚の舞台に立ちたいという夢を前面に出してきたけど。
若干、ツンデレ
猪野さんは見た目からして元悪いことやってましたというキャラだったけど、実は・・・そうではなかったという人。
変な癖のあるダンスは実は日舞経験からだったということで。
瀬川さんは最初は一番のアイドル系だったけど、後に後輩にその座を奪われて、恋にも負けて・・・。
森本さんは何も実情を知らずにBOYSに加わってきたけど、結構早くに馴染んでいたね。歌劇団生とも
つきあったりできたキャラでした。