えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

博多座公演 8月11日(火)12:00~

1ヶ月以上経ちましたが、感想を書きます。

大江山花伝』-燃えつきてこそ-

柴田先生の作品は再演ものしか見たこと無いのですが、カップルが
結ばれないものばかりだ。ハッピーエンドってあるのかしら?
でもって、柴田先生の作品のラストシーンに結構、衝撃を受けるのですが、
今回の作品はそうでも無かった。
その代わり、途中、茨木と藤子の子供時代がちょっと衝撃かも。子供のくせに
焼印なんかしやがってと!

茨木という役は多くの人がゆうひさんに抱いているイメージにぴったりだった。
この髪型は一歩間違うととんでもないことになりそう。ゆうひさんは似合っていたけど。
みかちゃんは日本物は「オグリ!」に続いてだが、そつなくこなしていただろう。
既に認識しているので上手いね!という驚きはない方だ。
みっちゃんは渡辺綱にぴったりだった。今回の作品で一番役に合っていた人だと思う。
みっちゃんにはこういう役が似合うんだなと思った。ここ最近の大劇場作品での
役はイマイチだったので、3番手さんなんだし、いい役を振ってくださいと思ったものだ。
踊りが歌舞伎っぽくってちょっと新鮮だった。
十輝さんの酒呑童子は茨木の父親の役でしたが、良かったです。十輝さんってたにさんの
プレお披露目でもたにさんの父役をしていなかったっけ?
ゆうひさんより背が高くて貫禄十分。演技も良かったです。
胡蝶の花影アリスさんもいい姉さんを演じていた。この人は今まで妹役とかの印象が
強いのだが、こういう役もきちんとできるのだと分かった。

あとは鬼たちに誘拐された姫たちの中にお局様的存在の人がいておもしろかった。
この役をやったのは大海さんかな?
小鬼たちが可愛かった。千年杉の老鬼さんもいい味出していた。
鳳翔さんの坂田公時が少し目立つ役だった。蓮水くんは鬼だったけど、
どの鬼だったか良く分からなかった。
鬼たちの宴会の時、天羽さんを認識することができた。スカイレポーターズの人なので、
気になっていたのだ。しかし、この宴会のシーンちょっと長く感じた。

『Apasionado(アパショナード)!! II』

1場面だけ違うものになっていて他は同じでした。その違う場面も音楽は一緒で
設定が変わっていました。
オープニングは博多座の階段もなかなかある方ですが、やっぱり大劇場の階段には
かなわないなと実感。
ショーは蓮水くんが活躍していて良かった~。もちろん蓮水くんだけでなく、十輝さん、
鳳翔さんも大活躍だった。この3人が路線スターとして十分に使われていた。
しかしこの3人までが目立つシーンで使われていて他の下級生にまでは目を配ることは
できませんでした。2階席だったし、蓮水くんを追いかけるので精一杯だったというのもあるが。
ヴァレンチノの場面で月組で、もりえちゃんたちが銀橋を渡ったシーンもこの3人で、
あひさんのソロもこの3人でやっていました。
中詰で月組ではきりやんの歌にあいあいがコーラスを乗せるのがあったけど、これが
みかちゃんの歌に花影さんがコーラスを乗せていたが、イマイチ噛み合っていなかった。
みかちゃんは歌が課題だね。しかしダンスは良かった。ゆうひさんとのデュエットダンスも
お似合いでした。すみかちゃんはショーでメインになる経験が少ないので、心配していたけど、
大丈夫でしょう!

総合的に
みっちゃんはいつ2番手になっても良い実者力です。歌が上手い。変な役に当たらなければ
かっこいいのだ!
ショーで88期が活躍していて良かった。大劇場でもこの流れを保ってほしい。次が
1本物というのが残念だ。かちゃさんとの兼ね合いがどうなるのか気になります。
十輝さんもこのメンバーの中では3番手で十分に活躍していて良かった!新公主演していないのが
惜しい!という感じ。しかし今後、大劇場ではどういう使われ方をしていくのかな?
そうだ、アムールで蓮水くん、地味だと感じてしまったが、今回は地味ではなかったぞ!
たぶんアイメイクが良くなったからだと思うので、引き続き、この調子でお願いします。

余談ですが、宙組の若手はどうなるのかしら?舞台以外だと、カレンダーは88期を飛ばして
かちゃさんが入った。スカイステージの公開番組に選ばれたのは鳳翔さん。でも七帆さんが抜けた
後のトーク番組のMCになったのは蓮水くん。
バウ公演の主演は誰なんだろうね~。