コインブラ物語 シアター・ドラマシティ 10月18日(日) 12:00~
ポルトガル王家最大の悲劇を元に描いた物語で、時代設定も変更していて、
結構、史実とは違った話になっているそうです。
でも、お話は面白かった。後、このようなコスチューム物は久々だったので、
衣装やらセット(セリ上がり、盆回りは無くとも)やら結構、楽しめた。
見ている途中で、バウで若手にさせてやれば良かったのにと思った。
それこそ今回出演していた、ともみん(夢乃聖夏)、紅ゆずるあたりに。
星組トップのちえちゃん(柚希礼音)、テル(凰稀かなめ)コンビにさせても良かった。
でも轟さんも良かったですよ。
ただ、良い作品だからこそ若手に主演させて若手育成になればなあとも思うのだ。
今回は一番後ろの席で見ていたので、舞台上のビジュアルはどうこう言えません。
時々、双眼鏡で覗きはしたけど。
プログラムのビジュアルでいうと、紅さんはシャープでかっこいい。真風さんは
おささん(春野寿美礼)を柔らかくした様な顔立ち。みやるりはいつもどおり、目が大きいです。
ヒロインの蒼乃さんは目元のメイクが~、ひどい。トップになったらもっと写真が
大きくなるからがんばれ!この方、時々、遠野あすかさんに似ているなと思う。
もう一人のヒロイン、優香りこさんは、もう少し可愛かったらなあ。ごめんなさい。辛口で。
では登場人物たち:
まずはペドロ(轟悠)の侍従がかわいいキャラだった。幕間に確認したら大輝真琴。
アンナ・カレーニナでアンナの子供をやっていた方だね。
オリバーレス家に仕えているのか?ベルナルド(碧海りま)も侍従っぽいキャラだったな。
ペドロの両親:ポルトガルの国王(にしき愛)と王妃(万里柚美)も国を一番に思う国王と
息子を心配する母親として印象的。
盗賊団は客席から登場。1幕のみでペドロたちに殺されてしまう・・・。盗賊の長がアントニオが紅さん。
長だったので兄貴分キャラだった。その妹:ミランダが2役目の蒼乃さん。こちらは男勝りのキャラ。
この子が~、かわいそうに、イネスと間違われて殺されるのです。そしてミランダの年下彼氏:
フェルナンドに美弥るりか。みやるり、ソロで歌っていました!上手いとは言えないけど、
下手でも無かったよ。声はかっこいいです。
ともみん演じるコスタは海の男:船乗りですが、恋人との結婚を考えてこれが最後の航海だと決める男。
船乗りたちと酒場の女たちのナンバーがあります。恋人:イザベラはこの公演で退団の水瀬千秋さんが
休演だったので、夢妃杏瑠さんだった。
真風涼帆が若手の癖に結構黒い役のロドリゲスでした。国王の側近で、イネスを暗殺しようと
したが、それがばれて自決。この役はともみん、紅さんに振っても良かったのかなと思った。
ビメンタ(涼紫央)はペドロに嫁いで来たコンスタンサ(優香りこ)と一緒にポルトガルに来た。
コンスタンサとは恋仲。しかし悪魔でもコンスタンサの家来という自分の立場を忘れずに
コンスタンサに仕える人。結構、いい役だぞ。
先ほど、ビジュアルで辛口になったけど、コンスタンサは舞台上では良かったです。舞台上の
ビジュアルは不明。双眼鏡で見ていないので。
イネス(蒼乃夕妃)は下手すると、良い子ちゃんキャラになってしまいそうだったが、最後まで、
というか最後の決心は良かった。そう来るかーと。
ペドロ(轟悠)はタムドクにちょっと似た傾向があって、国のことも考えていないわけではないが、
自分のことを優先させる人。まあ、親の言うとおり結婚はするのだがね。最後、幸せになれなかった人
なので、かわいそうと言えば、かわいそう。
ストーリーに関していうと、ペドロには思い人:イネスがおり、ペドロに嫁いで来たコンスタンサにも
思い人:ビメンタがいることが判明して当人たちは、それぞれの思い人と一緒になれるように
画策する。しかし、当時の宗教上の問題があり、そう簡単には離婚ができない。これが2組のカップルに
対する難点。そして悲劇が起こる。イネスの代わりミランダが暗殺されるが、イネスの家の者たちが
イネスが二度と狙われないようにイネスが死んだことにする。ペドロはイネスの仇を討つ。そして
いろいろ手配をしてコンスタンサ・ビメンタカップルを海外に行かせる。
そしてペドロはイネスが生きていることを知り、イネスを迎えにいく。が、しかし、イネスは
自分の身代わりになったミランダや、海外に行ったコンスタンサ、ビメンタのことを考えると、
自分たちだけが幸せになるのは許されないとペドロを拒否。結局、ペドロとイネスは結ばれない。
ねえ、結構、イネスの選択はすごいなと思います。大勢の人が自分の幸せが目の前にあったら、
それを掴むだろうに、犠牲になった人のことを考えて、それを逃すとは。確かに、後味、悪いと
言えば悪いですが。
とにかく今回は時代背景や宗教観の影響を強く感じたお話でした。
宝塚らしくて、良い作品だと思います。
フィナーレがついているのも良かった。花組でみつるくんが出演した作品ではフィナーレがほとんど
無いので、やっぱりフィナーレはあったほうがいいよねと思いました。
でも若手スターの並びは、ともみん、紅さん、真風さんで、ちょっとそこにみやるりの入る隙間は
無いのだろうかと思いました。まあ、新公主演していないからしょうがないけど。
こういうのがあるから、新公主演をやらせたいんだー!
あ、轟さんと蒼乃さんのデュエットダンスは良かったです。きりやんと蒼乃さんのデュエットダンスに
期待が持てそうと感じました。
結構、史実とは違った話になっているそうです。
でも、お話は面白かった。後、このようなコスチューム物は久々だったので、
衣装やらセット(セリ上がり、盆回りは無くとも)やら結構、楽しめた。
見ている途中で、バウで若手にさせてやれば良かったのにと思った。
それこそ今回出演していた、ともみん(夢乃聖夏)、紅ゆずるあたりに。
星組トップのちえちゃん(柚希礼音)、テル(凰稀かなめ)コンビにさせても良かった。
でも轟さんも良かったですよ。
ただ、良い作品だからこそ若手に主演させて若手育成になればなあとも思うのだ。
今回は一番後ろの席で見ていたので、舞台上のビジュアルはどうこう言えません。
時々、双眼鏡で覗きはしたけど。
プログラムのビジュアルでいうと、紅さんはシャープでかっこいい。真風さんは
おささん(春野寿美礼)を柔らかくした様な顔立ち。みやるりはいつもどおり、目が大きいです。
ヒロインの蒼乃さんは目元のメイクが~、ひどい。トップになったらもっと写真が
大きくなるからがんばれ!この方、時々、遠野あすかさんに似ているなと思う。
もう一人のヒロイン、優香りこさんは、もう少し可愛かったらなあ。ごめんなさい。辛口で。
では登場人物たち:
まずはペドロ(轟悠)の侍従がかわいいキャラだった。幕間に確認したら大輝真琴。
アンナ・カレーニナでアンナの子供をやっていた方だね。
オリバーレス家に仕えているのか?ベルナルド(碧海りま)も侍従っぽいキャラだったな。
ペドロの両親:ポルトガルの国王(にしき愛)と王妃(万里柚美)も国を一番に思う国王と
息子を心配する母親として印象的。
盗賊団は客席から登場。1幕のみでペドロたちに殺されてしまう・・・。盗賊の長がアントニオが紅さん。
長だったので兄貴分キャラだった。その妹:ミランダが2役目の蒼乃さん。こちらは男勝りのキャラ。
この子が~、かわいそうに、イネスと間違われて殺されるのです。そしてミランダの年下彼氏:
フェルナンドに美弥るりか。みやるり、ソロで歌っていました!上手いとは言えないけど、
下手でも無かったよ。声はかっこいいです。
ともみん演じるコスタは海の男:船乗りですが、恋人との結婚を考えてこれが最後の航海だと決める男。
船乗りたちと酒場の女たちのナンバーがあります。恋人:イザベラはこの公演で退団の水瀬千秋さんが
休演だったので、夢妃杏瑠さんだった。
真風涼帆が若手の癖に結構黒い役のロドリゲスでした。国王の側近で、イネスを暗殺しようと
したが、それがばれて自決。この役はともみん、紅さんに振っても良かったのかなと思った。
ビメンタ(涼紫央)はペドロに嫁いで来たコンスタンサ(優香りこ)と一緒にポルトガルに来た。
コンスタンサとは恋仲。しかし悪魔でもコンスタンサの家来という自分の立場を忘れずに
コンスタンサに仕える人。結構、いい役だぞ。
先ほど、ビジュアルで辛口になったけど、コンスタンサは舞台上では良かったです。舞台上の
ビジュアルは不明。双眼鏡で見ていないので。
イネス(蒼乃夕妃)は下手すると、良い子ちゃんキャラになってしまいそうだったが、最後まで、
というか最後の決心は良かった。そう来るかーと。
ペドロ(轟悠)はタムドクにちょっと似た傾向があって、国のことも考えていないわけではないが、
自分のことを優先させる人。まあ、親の言うとおり結婚はするのだがね。最後、幸せになれなかった人
なので、かわいそうと言えば、かわいそう。
ストーリーに関していうと、ペドロには思い人:イネスがおり、ペドロに嫁いで来たコンスタンサにも
思い人:ビメンタがいることが判明して当人たちは、それぞれの思い人と一緒になれるように
画策する。しかし、当時の宗教上の問題があり、そう簡単には離婚ができない。これが2組のカップルに
対する難点。そして悲劇が起こる。イネスの代わりミランダが暗殺されるが、イネスの家の者たちが
イネスが二度と狙われないようにイネスが死んだことにする。ペドロはイネスの仇を討つ。そして
いろいろ手配をしてコンスタンサ・ビメンタカップルを海外に行かせる。
そしてペドロはイネスが生きていることを知り、イネスを迎えにいく。が、しかし、イネスは
自分の身代わりになったミランダや、海外に行ったコンスタンサ、ビメンタのことを考えると、
自分たちだけが幸せになるのは許されないとペドロを拒否。結局、ペドロとイネスは結ばれない。
ねえ、結構、イネスの選択はすごいなと思います。大勢の人が自分の幸せが目の前にあったら、
それを掴むだろうに、犠牲になった人のことを考えて、それを逃すとは。確かに、後味、悪いと
言えば悪いですが。
とにかく今回は時代背景や宗教観の影響を強く感じたお話でした。
宝塚らしくて、良い作品だと思います。
フィナーレがついているのも良かった。花組でみつるくんが出演した作品ではフィナーレがほとんど
無いので、やっぱりフィナーレはあったほうがいいよねと思いました。
でも若手スターの並びは、ともみん、紅さん、真風さんで、ちょっとそこにみやるりの入る隙間は
無いのだろうかと思いました。まあ、新公主演していないからしょうがないけど。
こういうのがあるから、新公主演をやらせたいんだー!
あ、轟さんと蒼乃さんのデュエットダンスは良かったです。きりやんと蒼乃さんのデュエットダンスに
期待が持てそうと感じました。