月組大劇場公演 10月17日(土) 11:00～

早くも東京公演が始まりましたね。昨日、たまたまスカイステージで
「now on stage」を見ましたが、しずくちゃんが最後、泣いていました。
本当にこの方は自分の意思とは関係無しに色んなことがあり、葛藤があったんだろうなと
思います。いや、しずくちゃんだけでなく退団する方、みんな、いろいろあったでしょう。

席は前方下手側です。今回1回しか見ていないので、全体が良く見れなかったのが残念。
来週、東京に見に行きますが、2階席なので、全体が見れて良いかな。

ミュージカル・ロマン「ラストプレイ-祈りのように-」

宙組公演に続いて正塚先生のトップサヨナラ公演です。今年は小池先生が1本もの4作品
(内新作2作品)ですごいけど、正塚先生もオリジナル2本はすごいなと思います。
珍しく、ショーよりもお芝居の方が気に入った今回の2本立てです。
この公演を見る前にスカイステージで「カナリア｣を見たのですが、これもかなり気に入った
作品で、この系統の正塚先生の作品は好きかな。
でもね、この大劇場作品もやっぱり生徒の使い方にちょっと不満があるけど。月組だからいいけど。
きりやんはちゃんと2番手として主要な役ですからいいんですよ。花組でこの調子でされたら・・・
不満が残るだろうね。正塚先生が割りと好きそうなまっつにさえ、大した役を振りそうにないもんな。
みつるくんは興味持ってもらえて無さそうなので･･･。めおちゃんはわからん、正塚作品で
見たこと無いので。

ちょっと脱線したので、舞台の話に戻ります。登場人物から、ネタバレがあります。
知らないで見たほうがいいです。

ジークムント：遼河はるひ、ヴィクトール：桐生園加
裏社会の男でコンビで何かしている。本人たちは真面目にやっているのに、
それがおかしいという役所。退団なのにあひさんに見せ場が無かったなあ。
クリストファー：龍真咲
ムーア(霧矢大夢)、グラハム(未沙のえる)と一緒に商売をする仲間。アリステア(瀬奈)との
年齢の関係が気になる。どっちが年上？最初に出会ったときのアリステアは20歳前後と見たのだが、
となると、クリストファーとほぼ同じ年齢ではないかなと。でも数年経ったときは、アリステアの
ほうが年上に見えたので･･･。というかクリストファーが成長していなかった。出会った時は
クリストファーは15歳前後だったのかなあ？細かいかもしれないが、そこが気になった。
ヘレナ：羽桜しずく
アリステア(瀬奈じゅん)の幼馴染。ヘレナはアリステアに好意を抱いているのに、アリステアは
ヘレナに対してその気が無いという関係だった。ナウオンによると数年後、再会したときはもう
ヘレナはアリステアへの恋心は無いとのことだった。最初以外は特に絡んでこなかったので、
恋愛面でもっとヘレナに活躍させても良かったのではと思う。
ローレンス：青樹泉
裏社会の有力者。最初は、有力者らしく装っていたが、最後、思い通りにならなくなった時の
対応が、貫禄が無くなって面白かった。最後の叫びがねえ。もりえちゃんの雰囲気に合わせて
作られたキャラだと感じた。
ベレッタ：一色瑠加
ローレンスの手下で殺し屋。このベレッタがクールでかっこいいのだが、撃つことにしか
興味が無くて、撃つタイミングでのローレンスとのやりとりが面白かった。誰がやっているのかな
と思っていたのだが、スカイステージのタカラヅカニュースのきらきらトークで一色さんと判明。
一色さんは今まで注目したことが無かったので、新鮮です。
もう一人ローレンスの手下がいたのだが、その人も印象に残っているけど、こちらは光月るうくんかな？
アヌーク：天野ほたる
ローレンスの恋人。エスメラルダ(城咲あい)を人質にしていて、ローレンスの合図で2階から
エスメラルダを突き落とす作戦だったのだが、ローレンスが何回も合図を出そうとしては止めて
という状態だったので、結局、逃がしてしまい、ローレンスに「あんたの合図、わからない」と
怒っちゃいました。面白かった。
アイリーン：憧花ゆりの
アリステアが記憶喪失になってムーアの家で暮らすことになり、病院からムーアに引き抜かれた看護婦。
ナウオンによると、アリステアはこのアイリーンと恋が芽生えるらしい･･･。本編にはそれは無いです。
きりりとしていて頼りになる看護婦さんで結構、印象に残りました。
グラハム：未沙のえる
最後のほうでアリステアがムーアたちのところに行こうとするのを止めるというやり取りが
面白かったです。
エスメラルダ：城咲あい
ムーアの恋人。痴話げんかで実家にいたのを戻ってきたが、襲われて人質になってしまう。
最後もやっぱり、きりやんの恋人かーと思いながら見ていました。ムーアの恋人ながら、
アリステア、ムーアとの3重唱がありました。通常は、アリステアの恋人がやるところを、いなかったからね。
ムーア：霧矢大夢
出所したところでアリステアと出会い、一緒に商売を始めて、仲間となる。
最初の衣装がかっこよかったです。本公演ではあんまりおいしい役が巡って来なかったけど、今回は
結構良い役だったのでは？
最後の方で、ずっと普通にしていたのに、突然、具合が悪くなって、「あんたやっぱり撃たれとったんかい!」
と突っ込みたくなるシーンがありました。あと最後の最後もその怪我が原因で死んだのかと思いきや、
眠っただけかい!ということもありました。
アリステア：瀬奈じゅん
最初の方が若々しくて、これいいの？と思ったりしました。おささんのラストのような思いっきり大人の
男の役を想像していたので。あと、世間知らずなせいか、ちょっとずれていたりしている。
裏社会のところに乗り込んでいくなんて!あと、裏社会の男たちを全く、怖がらずに、止めろーとか
言うのもね。怖くないのかよ!と。まあ、でもこういう役も有りかな。

マギーとみりおくんがそれぞれ別の医者役でしたが、1，2シーンの登場だけでした。
マギーは難しい専門用語をしゃべっているな～と思いながら見ていました。
みりおくんの白衣姿は若手の医者！っで感じでちょっと惹かれるものがありましたので、もっと
じっくり見たいかも・・・。

その他、全体的に、
あさこさん(瀬奈じゅん)の最初の方の青い衣装がどうしても自分の会社の作業着に見えて仕方なく、
かっこよく思えなかった。･･･。色が似ていたのだ。
衣装と言えば、最後のメイン3人(あさこさん、きりやん、あいあい)の衣装が信号機みたいと
某所で見てしまったが為にそれを意識して、確かに信号機の色やーと思って見てしまった。
あいあい(城咲あい)も衣装を変更すれば良かったのにな～。
下級生を使うところが無いから、冒頭などのダンスシーンでこれでもかと下級生がいっぱい
踊っていました。別にいいんだけど、あからさま過ぎなので、もっと自然に使えないのかなと思ったり･･･。
でも今回は革命シーンとか無いですしねえ・・・。
しかしこの作品のお話自体は好きです。笑いどころも自分に合っていたと思うのだが、今まで生で見た
正塚先生の作品の中では一番、好印象。(他は「マジシャンの憂鬱」「マリポーサの花」「薔薇に降る雨」
中日版「メランコリック・ジゴロ」)

ファンタスティック・ショー「Heat on Beat！」

色んなタイプの曲が使われていたが、オープニングと最後がジャズだったので、ジャズがメイン
になるのかな。
オープニングの衣装が、ジャニーズJr.がジャニーズJr.のコンサートで着そうな衣装だと思った・・・。
あさこさんなんか、黒と赤の色違い2着を着たんだぜ。

まさおくん中心のロックの場面。
こういうのを当てられるっていいよね。花組でもこういう若手中心の場面がほしい。あ、花組の場合、
中堅(みつるくん、めおちゃん)でお願いします。しかし、まさおくん、みりおくんがいるからこういう
場面を当てられるんだろうとは思います。
ここで光月くんの衣装に注目。このシーンで着ている衣装はロッカーをイメージしているのだが、
この光月くんの衣装だけは変すぎ。
あと、このロックの場面がちょっと長く感じちゃったので、やっぱりまだまだ若手の見せ方なのかな
と思った。短く感じるくらいにさせてほしいなあ。

若手のロックから一転、次は大人の雰囲気の場面。
椅子を使ったダンス。きりやんの椅子に対する動きが～、女性を扱っているような仕草です。
若干、赤面シーン。　あさこさんのあいあいをリフトするやり方すごいぞ！

次にラテンナンバーから早めのロケット。
銀橋であひさんともりえちゃんが着ていたような派手な衣装をみつるくんにも着てほしいと思った。
Exciterにはラテン系が無かったからなあ。

フィナーレ前にありそうな皆で総踊りの場面。
最初はまさおくん、みりおくんを始めとする若手男役が娘役になってあさこさんの周りで踊っていました。
風をテーマに白の衣装で皆で総踊り。

S & K
あさこさんときりやんが銀橋で歌とダンス。二人のコンビネーションが良いです。

あひさんとしずくちゃん中心のタンゴの場面。
あひさんとしずくちゃんの組み合わせは新鮮。最後はあさこさんも加わってのダンス。

ここからフィナーレ。
きりやんとあいあい中心の場面。
先ほどとは雰囲気変えての男女のダンス。

あさこさんと娘役さんの場面が着て、男役さんたちの黒燕尾でのボレロにつながります。
やっぱり、最後は黒燕尾で、決める！が鉄則なのかなあ。

1ヶ月以上前に、1回しか見ていない為、記憶があんまり無くてショーの感想が書けない・・・。
気になるのは個人的に注目している海桐望くんのショーでの出番。プロローグに名前があるだけで、他の
場面に全く名前が無い・・・。彼女はプロローグが終わったら、最後の階段降りまで、みんなの早替えとか
を手伝っているだけなのか?　こんなに使われないのは何が原因なのか？気になります。確かに組の同期
の中では最下だけど、研6だからもっと出番があってもいいはずなのになあ。