えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

パク・ヨンハのこと

衝撃のニュースが届いたのは1週間以上前。朝、本当に会社に行く前に、「めざましテレビ」で、
速報として語られた。その後の「とくダネ!」の冒頭でも語られていて、本当にあのパク・ヨンハ
ことだったの?と思いつつ、会社へ。気になりつつも、真実を確かめてること無く、夕方、帰宅。
そして、ネットのニュースで確認。ああ、やっぱりあのパク・ヨンハのことだった。
あれ、確か、全国ツアーやっていたよね?終わったのかな?と思っていたら、まだ始まったばかり
だったんですね。メールを見たら、ぴあからツアー最後の大阪公演のプレリザーブのメールが
入っていました・・・。
 
それから1週間以上、経って、昨日の金スマでヨンハの追悼特集を見てしまい、彼への想いがあふれ、
ブログに記事を書こうと思って、今、書いています。
 
正直、パク・ヨンハのこと、彼の死が伝えられるまで、全く気に掛けていませんでした。ですが、
ええ、過去、すごく好きだった時期があったので、衝撃を受けたわけです。
ほとんどの方と同じく、「冬のソナタ」で彼のことを知り、好きになりました。ペ・ヨンジュンよりも
サンヒョク役のヨンハ派になった私。NHKのスタジオパークに出演したとき、嬉しかった記憶がある。
そして、ファーストアルバム「期別」も買いました。当時、同僚にこのアルバムをCDに焼いてもらって
頂きました。実は私も持っていると当時は恥ずかしくて、言えませんでした。
 
そんなに好きだったのですが、所詮は一時的なファンに止まり、他の韓国の役者さんの方が好きになり、
いつしか、アジアエンターテイメントからミュージカル、そして宝塚へ流れてしまい、最近の様子は
分かっていなかったのですが、YouTubeで動画を探してみたら、ツアー前に各地の地方番組に出演していて、
新曲とツアーのプロモーション活動を積極的にやっていたことが分かりました。ちょっと髪型が私には
イマイチでしたが・・・。
 
自ら命を絶った理由は遺書などが無いので不明です。報道ではいろいろな悩み事があったようだと伝え
られていますが、それでもツアー中という時期にどうして?という思いがあります。仕事を中途半端に
してしまう人ではないだろうと思うので。彼の為にたくさんの人が弔問に訪れ、葬儀にも集まって
くれていた。それなのに、彼はその人たちに悩みを打ち明けられなかったのかなあ。まあ、私も人
づきあいが苦手な方なので、人に悩みを相談するタイプでは無いけど、彼みたいに死を考えるほどの
ものは抱えていないし・・・。ドラマ「臨場」で倉石が言っていた台詞を思い出しました。
「人が自殺をするとき、それは絶望を感じたとき」というような事を言っていた。
そう、生きる希望を失ったとき。ヨンハもそうだったのかな?でも、遺書が無かったということは
衝動的な行動だったとも思う。ふと、そのことを考えて、実行に移してしまった・・・。
本当に残念です。ファンのことを考えると、生きてほしかった。昔好きだった私でさえ、こんなにショック
だったのだから、今現在のファンも気持ちはもっとつらいだろう。
それと今日、母親と電話をしていたら、ヨンハのことを考えて、泣いてしまいました。ねえ、両親より
先に死ぬのもよくないよ! ヨンハとは年齢も近いので、親の年齢も同じくらいなのかなとか考えました。
 
ヨンハのことを好きだったときはまだ、このブログを始めていなかったので、ヨンハのことを
ほとんど書いていませんね。だから、今、書きます。
ヨンハ氏は、美形ではないんだけど、油断すると、ブチャにも見えるときがあったのですが、
童顔な優しい顔立ちがすごく好きです。一見、普通そうなのですが、かっこよくもあって。
声もいいですよね。私が知らない間に、アルバムもいっぱい出していたんですね。
日本のテレビ番組に出演していたときの人柄も良かった。本当に良い青年だった。韓国人のきついイメージ
からは程遠い人。
今日は福岡でのコンサートのはずでした。もちろん、私は行く気は無かったですし、彼の死が無ければ、
それを知りもしなかったでしょう。こんな状況で知り、思いを馳せて、申し訳ない気がします。
 
そしてドラマ「オンエア」のDVDを借りてきました。2008年の作品なので、もちろん初めて見ます。
CDも買って、聞いてみようかなと思います。明日、投票の後、CD屋さんに寄ろうかなあ。