えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

花組大劇場公演「麗しのサブリナ」「EXCITER!!」

8月20日(金)13:00~10列前半センター 8月21日(土)15:00~前方下手 8月22日(日)15:00~前方下手
 
金曜日はセンター席でかなり、観やすく、舞台全体が見渡せ、センターから見るのって
良いな~と思いました。ぴあのプレリリースで購入。平日ということもあってか、良い席が
買えたのだと思います。土日は似たような席でも、1列前かよりセンター寄りかでこんなにも
見え方が違うのかと思ったものです。日曜日のほうが寄り舞台に近く、生徒さんの表情もバッチリ
見えました。
 
個人的な気持ちのせいで金曜日はあまり、楽しめず。タカラヅカに対して負の気持ちで
見るといかんなと思った。自分の応援している人がどのような位置に落ち着くのか?そういうのを
気にしすぎると舞台が楽しめないです。土曜日、日曜日と徐々に舞台を楽しんでいったけど。
 

麗しのサブリナ

ストーリーは映画にほぼ忠実で、ボートのデートシーンがクラブでのデートシーンに変わったくらいで
悪くはないのだが、やっぱり役がねえ。下級生まで、台詞があって、歌も歌っていて下級生には
考慮されているとは思うのだが、みつるくん辺りは・・・、何だかなと思う。
原作に無いだけあって、いてもいなくてもいい役なんだよな、デイヴィットの友人たちって。
 
サブリナ/蘭乃はな
蘭乃はなちゃんのお披露目公演ということで、気になったのは蘭乃さん。「HAMLET!!」でのビジュアルが
イマイチに感じていた私は彼女が可愛くみえるか気になっていたのですが、結果、可愛かった。
前方席で見ても大丈夫だった。演技は普通に出来ているし、お芝居での歌はそこまで気にならなかったので、
花組トップ娘役として、受け入れることができた。この表現は、上から目線でえらそーでごめんなさい。
パーティーで着ていたドレスは良かった。サブリナパンツはイマイチだった。
 
使用人たち:紫峰七海、初姫さあや、祐澄しゅん、華耀きらり、鳳真由、
真瀬はるか、天真みちる
まとぶん、壮さん、蘭乃さん、はっちさんの次においしかったのはこのメンバーじゃないでしょうか。
グループ芝居で、個性を出していて面白かった。きらりちゃんが声色まで変えて、演じていたのが
良かったです。メガネ姿は「再会」(石田先生演出)のヒロインのイケテナイ時代を彷彿させました。
サブリナ父が手紙を読む度にまだディビットのことを忘れらないサブリナに「それはよくない」と
心配したり、戻って来たサブリナに気づかなかったディビットを睨んだり、サブリナに対する愛情
を感じました。
 
トーマス・フェアチャイルド夏美よう
ララビー家の運転手。サブリナにデイヴィッドをあきらめさせようとパリの料理学校に行かせる。
サブリナのことを心配している。いいお父さんでした。
 
料理学校のメンバー:眉月凰、夕霧らい、月央和沙、瀬戸かずや、遼かぐら、瞳ゆゆなど。
2場面での登場。予想どおりやっぱり歌のナンバーがありました。順番に喋っている感じだった。
フォンテネル男爵の眉月さんは蘭乃さんと二人で歌うシーンがありました。
瀬戸さんが何故かオカマキャラ。新公主演なのに・・・。気になった「めがねっ娘」は
遼かぐらさんかな?スカステで真面目キャラと言っていたので。
下手席だったので、冴華りおなさんを発見できました。
 
重役と秘書たち
重役は途中と最後のシーンに登場。でも途中のシーンは強力プラスチックの歌を歌うのだが、
そこは全員ではなく4人だけ。冴月瑠那ちゃんがメンバーでしたが、彼女はメガネでひげを
つけていました。若さを隠しきれていませんでしたが。でも彼女を認識できたので良かったです。
秘書さんたちは秘書らしからぬ服装です。みんなカラフルでした。
強力プラスチックに乗るシーンがあって良かった。まっつと一花ちゃんがここのメンバーを
引っ張っていました。
 
ウィリス/未涼亜希、マカードル/桜一花
ライナスの秘書。ほぼ二人セットで登場。後にカップルだと判明。
ライナスの秘書として、ライナスの言うことをきちんとメモを取ったりしていましたね。
あとは~、この二人だけでのナンバーもありました。ちょっとライナスとサブリナの関係が
気になっている様子でした。
 
エリザベス/天咲千華
デイヴィッドの婚約者。あまちゃき、いい味出しているな。最後のシーンで「サブリナって
だ~れ?」と連呼するも誰も答えてくれませんでした。
 
ストーリーテラー/愛音羽
最初はストーリーテラーらしく状況を説明していましたが、後は特に、それっぽい仕事はせずに
どちらかというと、サブリナを見守っている感じで、いろんな役でピンポイントで出てきて
いました。そう、みわっちにもこの程度の役しかつけられなかったのよね。宙組でのみっちゃんの
役付きを見ていると、今回のような役をさせるよりは、サブリナ父を当てても良かったのでは?と
思った。ファンは老け役は嫌かな?でも今回は医者がおじいちゃんだったな。
料理学校の先生、老医者、パーティの客、クラブ歌手、公衆電話の男、船の乗務員などで登場。
 
デイヴィッド/壮一帆
弟役と言えば、「愛と死のアラビア」でやっていましたね。女性にモテル役というのは前回の
「虞美人」がそうでしたね。現実的なことを言うと、仕事しろよと思うのですが、まあ、悪くは
無い役でした。サブリナがデイヴィッドに「もうライナスとは食事しない」と抱きついて言う
ところでサブリナの気持ちを察し、起した行動はカッコよかったですよ。
 
ライナス/真飛聖
落ち着いた役でした。前回の項羽とは全く違うキャラでの登場でした。
最初の方で銀橋で早口で歌うシーンは良く間違わず歌えるなあと感心した。
 
ディヴィッドの友人:華形ひかる、真野すがた、朝夏まなと、望海風斗、
天宮菜生、華月由舞、月野姫花、実咲凛音
みつるくんの4個一扱いは、オサさんの退団公演「アデュー、マルセイユ」とダブります。変更は
メンバーが理世くんからだいもんに変わったくらい。こういう役ははみつるくんとめおちゃんは
卒業させてほしいっす。鳳さん、瀬戸さんで良かったよ。そうすると二人の役は無いけどさ・・・。
最初の登場シーンでディヴィッドを含めてのナンバーが一応ありました。以前の記事にも書いていますが、
何故、ここの衣装でみつるくんは上下、ピンクなのだー。衣装の任田先生はどういうつもりでみつるくんに
ピンクのズボンをはかせたのでしょうか?
その後は、私が以前の記事でこういう役があるよで書いた「パーティでサブリナに寄ってくる男たち」を
このメンバーがやっていました。そこで、みつるくんのキメ台詞がありました。
あとはクラブのシーンで踊っていました。台詞は無し。ライナスとサブリナに話しかけてはいましたが。
クラブのシーンには使用人メンバーや料理学校メンバーや歌手の扇めぐむくんとかも踊っていました。
このクラブシーンでのみつるくんと姫花ちゃんカップルの抱き合って踊るシーンで二人で手をつないで
踊っていたのが良い雰囲気だなと思いました。ここのシーンのみつるくんが一番好きだ。
 
次の大劇場公演では、みつるくんに印象に残る役が来ることを祈っておきましょう・・・。
 
文字制限オーバーになったので、ショーは次の記事で。