えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

宙組バウ公演「"R"ising!!」9月5日(日)14:30~

宝塚の公演で、「コンサート」と銘打った公演は「専科エンカレッジコンサート」以来。
見る前から、専科さんたちのコンサートとは違うタイプだとは思っていたので、
いわゆるスターのコンサートとはどんなものか?を体験すべく、観て来ました。
というか、この日程は大劇場の月組公演が貸切公演だったので、じゃあ、バウを見ようかなと
思って、プレイガイドで申し込んだら、運良く、チケットを取ることができました。

どんなものか?いざ始まってみて、しばらくすると、ショーっぽいなあと思いました。
らんとむさんがトップになったらこんな感じなのかなあと思いました。
見終わった後はショー2本立てだと思いました。こういう公演もありだなと思いました。
コンサートと銘打たなくても、普通にバウ公演のショーを若手にやらせてもいいのかなと思いました。
その際、主演を据えても据えなくてもどちらでも良いと思います。
以前、ワークショップでやった「ハローダンシング」や今度の園加ちゃん中心の
「Dancing Heroes」がバウ公演のショーに当たるのかなと思いますが。

既に記憶があやふやなので、印象に残っている事を、さーっと書いていきます。

J-POPメドレーが嵐の曲が使われているのは歌劇の対談に載っていたので、知っていましたが、
最初の曲が私の最近のお気に入り曲「truth」で、次もまたお気に入りの「Lovo so sweet」だったので、
かなり嬉しかったですね。そして1曲だけ古い歌が混じっていたのですが、その「哀愁でいと」は
ジュニアがよく歌っていたのを思い出しました。トシちゃん(田原俊彦)のデビュー曲です。
この場面の時は、客席の人たちにめちゃくちゃ、団扇を振ってほしかった。ジャニファンなので。
自分は団扇を振ったりはしなかったけど。
鳳翔大がギャル系のファンに扮していて、やたらでかい女子だったけど似合っていた。
男役をしていなかったらこんな感じの女子だった可能性もあったのかーと思って見ていました。

男役の女装は他のメンバーもしていたましたが、その中で印象に残っているのは、鳳樹いちさんの
ダルマ衣装での女装かな。メンバー紹介もその格好でしていたので、男役なのにいいのか?と
思いながら見ていました。彼女は次の大劇場の新人公演で主演が来るといいですね。

ポールを使った男役たちのダンスがセクシーでした。セクシー系は男役が板についていないと
赤面するなあ。悪くは無いんだけどね。

「ジャングルブギ」はブギの女王:笠置シヅ子が歌っていた曲。笠置シヅ子は、
ちびまる子ちゃん」の漫画やKinKi Kidsが歌っていた「買い物ブギー」から馴染みがあって、
CDも買ったことがある方なので、個人的には、ちょっと嬉しい、でも意外だなあーと
思って聴いていました。

個々のメンバーだと、自分が思っていたよりの比較で、十輝いりすさんが扱いが
良いなあと思ったり、カチャさんは普通の扱いだなと思いました。やはり、らんとむさん
メインのコンサートなので、他の誰かを特別に目立たせるような演出では無かったです。
残念ながら、下級生には目がいかなかった。蓮水ゆうやくん中心で見ていたから。気になる
百千さんは分かったんだけどね。
でも、蓮水くんもスタイルがイマイチなのを知った。今までの公演でスタイルについては
書いていたかもしれないけど、今回それをモロに感じてしまった。何で、私の応援する
ジェンヌはスタイルが良くない人が多いのだろう・・・。まあ、それは「顔」から入るから
ですね。
でも、今回の蓮水くんはスタイル以外は良かったと思います。技術的なものでアチャーと
感じることは無かったし。歌もダンスもそつなくこなしていたと思う。まあ、特別に
上手いとも思わなかったですが。ファンなので見れただけで満足です。華やかさも増している
ような気がします。
85期なので注目の大海亜呼さんも結構、活躍していました。あと、珠洲春希さんのダンスが
良かったです。彼女がいるとやはり、目がいきますね。

「T・O・M・R・Rising」という振り付きの掛け声は最初からこの振りを客席の皆と
一緒にやってみたかった。カーテンコールのときだけなのは残念だった。コンサートなので、
これくらいやってもいいよねえ。

最後に一言。楽しめました。