えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

花組バウ公演「Victorian Jazz」11月11日(日)14:00~

去年の公演の感想がまだ残っていましたので、
書いておきます。
だいもんのバウ初主演作品。演出はこの作品で
デビューとなる田渕大輔先生。

だいもんは主演として実力は十分にあり、
顔もかっこいいし、唯一、気になっていた
スタイルも今回は気にならず、良かったです。

相棒の鳳さんも十分に助演としての役割を
果たしていました。お芝居がすごく良い。
顔が丸いのが男役としては損しているが。

ヒロインと言っていい(でもプログラムや
最後の立ち位置ではヒロインの位置に
来ていない)桜咲さんはメガネっ娘
記者の役だったので、「記者と皇帝」で
すみれの麗が演じていたヒロイン像と
似ていると感じた。おもいっきりヒロイン
なのに劇団からヒロイン扱いしてもらえない、
でも今の公演「オーシャンズ11」では
2回目の新公ヒロインをする。今の花組
トップ娘役候補がいないんだなと思わされる。
桜咲さんはかわいくて、キャラも良く、
だいもん演じるナイジェルとお似合いでした。

ヴィクトリア女王の一花ちゃん。今回の役は
存在感のある女王だけど、母としての面が
強く出ていた役でした。こういう役に集中
してほしいなあ。あんまりおいしいところを
持って行かないで。

エドワード皇太子の柚香光。まともに
お芝居を見たのは初めて。周りが芸達者が
揃っているので、一人、レベルが落ちる
感じは否めなかったけど、今後への期待は
感じられた。やっぱり魅力がある人だ。

最後の方でアーサー(鳳)はナイジェルに
騙されていた事を知って、すねてしまうが、
機嫌を取り戻し、再び、ナイジェルの元に
戻ってくる。事件が解決したと思った矢先
アーサーにアルバート公の霊が乗り移る。
このシーンで、私はもしかしたら騙された
アーサーが仕返しに、アルバート公
乗り移った振りをしているのかなと思った
のですが、本当に乗り移っていたという
シーンになっていました。
振りでも面白かったかなと思いましたが、
アーサーは純粋に心霊現象を信じているので、
そういう事はしないかもしれないですね。

総合的にとても楽しめた作品でした。演出の
田渕先生の今後に期待。

余談ですが、観劇した日はみつるくん、瀬戸くん、るなちゃんも客席にいました。私の席の
一列後ろの通路側に。みつるくんと同じ観劇に
なるのはゆうひさんのプレお披露目の博多座
公演以来かな?その時より近くで見たけど、
素敵でした。隣のおじさんと普通に話をして
いたので、知り合い?と一瞬思ったけど、
そうじゃなかったら、隣のおじさんが
羨ましい。隣にジェンヌさんが座ったら
話ができるものなの?こちらからは声を
掛けられないよね。