えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

月組大劇場公演「ベルサイユのばら」1/26(土)

2013年も半年になろうとしていますが、やっと
2013年の公演について語っていきます。
結構、いろいろ、見ています。

11:00~ オスカル:龍真咲 アンドレ:明日海りお
15:00~ オスカル:明日海りお アンドレ:龍真咲

まずは、2013年のスタートをきった作品は
月組のベルばらです。
外伝を除く、本家?のベルばらを見るのは
2006年の星組公演以来。オスカルとアンドレ
は今回が初めて。
オスカルとアンドレ編だけあって、トップ娘役
はロザリーは完全に脇役でした。
お芝居は型芝居。まさおくんは、雪組に特出
していた時のアンドレを映像で見たが、雪組
誰よりも濃い芝居をしていた。「アルジェの
男」の時の悪役を思い出した。月組の時は、
そこまで濃ゆくなかったけど、それは舞台と
映像の違いかな。

個人的には、外伝発祥の曲で、好きだった曲が
使われていたのが嬉しかった。衛兵隊の登場
シーンの曲と市民たちが革命を起こすときの
曲。

最後のオスカルとアンドレのシーンは2階席で
見たとき、周りの客はちょっと笑ってた。
本人たちにもそれってわかるんだろうなあ。
まさおくんとみりおくんはよくやったよ。

役替りに関しては、オスカルまさお、アンドレ
みりおが良かった。というのも、声だ。まさお
くんはオスカルのときは、オスカル用にいつも
より声を高くしていて、2回目公演のときは
アンドレで低い声に戻していた。一方の
みりおくんは2回目公演の時、オスカル役で、
アンドレの時と同じく低い声だったので、
何か、違和感を感じてしまった。最初に
こちらのバージョンを見ていたら、
感じなかったかもしれない。
一日の2回公演で、別の役を演じるのは大変
だと思うし、声を変えるのも大変だよね。
もしかしたら、高い声から低い声に変更する
方が、低い声から高い声に変更する方が難しい
とかあるかもしれない。それでも、まさおくん
が声にもきちんと気を使っていたのは、
やっぱり彼女が月組のトップスターなのだなと
感じた。

美弥ちゃん:ベルナール
トップ娘役の相手役。立位置はいいのだが、
あんまり印象に残っていない。
フィナーレのショーでは、「ロミジュリ」に
引き続き、オープニングから登場で、
本編で相手役だったちゃぴと一緒に銀橋を
渡っておいしい。

マギー:アラン
みやちゃんよりもマギーの方が印象に残った。
アラン、良い役だった。でも、オープニングの
ショーではたまきちに立位置を抜かされていた
けど・・・。

たまきち:ジェローデル
役としてはそれなりの出番があった。アンドレ
が死ぬ場面ではオスカルを止めている。三人
だけなので、目立つかな。
たまきちは次のバウ公演で主演が決まっていた
けど、一気に上級生を抜いてきた。宇月、
紫門、煌月の三人。そして、マギーにも並ぶ
扱いだった。まあ、三人については、元々
たまきちの方が先に新公主演をしていたので、
追い越しやすかったけど。次の大劇場公演
でも新公主演で、4回目。まだ、研6であと2回
チャンスがあるけど、何回、回数を伸ばすのか?
ただ、たまきちの後に誰が新公主演をするのか
月組公演を見ていても良くわからない。
宇月くんたちは、きりやん時代になって
ショーとかですごく、一気に上がってきた感が
あったけど、ここに来て頭打ちな印象だ。他組
から上級生が来たこともあって。宇月くんは
舞台化粧は好みなんだけどな。ダンスも良いし。
でも、たまきちもやっぱり華があるし、下手
じゃないし、抜擢されるのもわかる。顔の形がちょっと残念だけど。

紫門:フェルゼン
役としては、一場面のみ。え、そんなにフェル
ゼン出番、少ないのって感じ。マリー・アント
ワネットに至っては、出番無いしね。それでも
成り立つのが「オスカルとアンドレ編」なのね。

みくちゃん:ル・ルー
一方、この役は思ったよりも出番・台詞が
あって、印象に残って良かった。お転婆
女の子の感じが出ていて良かった。