えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

2013年の観劇記録2

今回の作品はメモを取っていたので、それを元に書きます。
 
3月
16日(土)13:00~ノートルダム・ド・パリ」<英語版> 東急シアターオーブ
フランスからの来日公演。フランス発のミュージカルだけど、英語版だったのね。
きりやん(霧矢大夢)がやってみたかったという役がこの作品の主人公だったので、
ちょっと気になりチケットを取ってみました。
劇場は新しくオープンした劇場で、ビルのめっちゃ高いところにあります。
座席が選べて、5列目でしたが、首が痛くなりました。近すぎでした。
 
ネットで読んだところによると、フランスのミュージカルは歌手とパフォーマー
分かれているらしいとありましたが、宝塚版の「ロミオとジュリエット」しか、
見たことが無かったので、実感できなかったのですが。宝塚の場合、主な役の人たちも
踊りますから。ですが、今回、本場のものを見て、はっきり歌う人と
パフォーマーに分かれているというのを実感しました。
歌う人に役名があり、パフォーマーの方たちが、アンサンブルという感じ。
コーラスは録音なのかな? パフォーマーの人たちが歌っているようには
感じませんでした。
 
宝塚でやれるか考えてみました。主役がカジモドで、トップスターに醜い恰好を
させるのは無理かな?動きも足を引きずら無いといけないし。あと、ロミオとジュリエット
以上に役が少ない。男性陣の役はすごく良い役があっていいのですが。女性の役が
二人くらいしかない。
私が気に入った役はヒロインを妹のようにかわいがっているお兄ちゃん。
詩人の役は、狂言回しでエリザベートでいうとルッキーニ。
司教様は山口祐一郎さんに似合いそう。最初の登場の仕方がモーツァルト
大司教っぽかった。でも、この役は悪役。
近衛隊長は婚約者がいながら、ヒロインにも好かれて浮気をしてしまう。でも
結局ヒロインを裏切る人。イケメンなのに残念な人。
カジモドは醜いけど心は純粋な人。忠誠を誓った司教様がヒロインに悪い事をしたので、
最後は司教を殺してしまう。
最後、カジモドは死んでしまったのでしょうか?カジモド役の方は声がガラガラ声
でしたが、何か良い。嫌いじゃない。
ヒロインは何故、近衛隊長に惚れてしまったのか?カジモドが歌っていたように
上辺だけを見ちゃったのかな。まだ大人になったばかりで、人間の本質を
見抜けなかったのね。
近衛隊長の婚約者も結構やり手でした。
 
歌手の方たちは皆、上手かった。曲も良かった。
パフォーマーの方たちもすごかった。ダンスや、肉体芸が激しかった。ただ、ドヤ顔で
アピールするので、戸惑いますが。5列目ですと、客席にアピールするのが
分かるんです。
肉体芸は壁に上ったり、釣り物にぶら下がって、動いたり、本当にいろいろやってて
迫力満点でした。
 
本当に一本の舞台にたくさんのものが詰まっていて、面白かったです。
 
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