えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

2013年の観劇記録3

今回の作品も手帳に感想を書いていたので、それを元に書きます。
 
3月
16日(土)17:00~「新幹線 おそうじの天使たち」 AiiA Theater Tokyo
 
近頃、経営破綻したという「アトリエダンカン」制作のミュージカル。
 
劇場が初めてで、シアターオーブから歩いて行った。劇場の近く付近で、
何か並んでいる人だかりが出来ていて、体育館に用がある人たちかなと
思ったら、この作品を見に来たお客さんたちで、まだ、ロビーが開いて
おらず、外で並んでいるのだった。
客層に男性陣が多くて、珍しいなと思っていたら、思い出しました。
そう、出演者の中にAKB、及び元SDNの方たちがいるという事を。
ロビーが開いて中に入ると、狭いロビーに花がいっぱいありました。
 
劇中で、新幹線のお掃除風景を実際にするのかなと思ったのですが、
そのシーンはちょこっとだけでした。掃除に掛けられる時間は7分だそうで、
そのくらいの時間なら、実際にやっても良かったのになあと思うのだけど、
セットが用意出来なかったのかなあ。
 
松本明子さんと樹里咲穂さんは、最初は、その二人っぽくなかった。
特に樹里さんは途中まで、樹里さんとは分からずに見ていました。
杜けあきさんも樹里さんも他の女性出演者よりも背が高くて、やっぱり
宝塚の元男役なのねと感じました。
モト冬樹さんは太った? 以前は痩せていたけど、どちらかというと、
ふっくらしていた。最初、カツラを被っていたし、気付かなかった。
木の実ナナさんがすっごく大物扱いされていた。最初の衣装の
「清く、正しく、美しく」は宝塚出身の出演者を意識しての事?と
思った。・・・とメモしているけど、全然、どんなだったか覚えていないです。
不破万作さんがダンスの振りを間違えないか?ハラハラした。
杜さんの娘役の皆本麻帆さん、歌が上手くて可愛かった。
AKB48の片山開陽加さんの役がはっきりと思い出せないけど、貧乏な人だったっけ?
元SDNの梅田さんは今どきの若者って感じで、元気が良かった。
唯一の若手男優(ベテランは冬樹さんと不破さんがいるけど)の鎌苅くんは
地味な役どころでした。何かもっとあっても良かったのになあ。
 
新幹線お掃除メンバーのそれぞれの事情の中で、杜さん母娘の葛藤を
中心に描いていたハートウォーミングな作品でした。面白かったです。
私も機会があれば、こういう日本オリジナルのミュージカルをもっと
見たいですね。