えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

1月 宙組大劇場公演 エリザベートじゃ無いです。

2016年も注目の役者さんが出来てしまった・・・。
そんな中、今年観劇した演劇の感想を少しでも書いておきます。
もちろん、「エリザベート」は宙組版も東宝版も見ました。8月はエリザベート三昧でした。

1月の宙組の大劇場公演 観劇直後のメモを書いていたので、そこから中心に。

Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』
まとまっていて良かった。ちゃんと、主役が一番良い役に感じた。
ほら、まあくん主演、生田先生演出というと、あの作品があるから・・・。
あの作品よりははるかにまあくんがかっこ良く見えた。
真風くんの役はもっと黒い役かと思ってたけど、そんな事無かった。真風くん中心の
トリオ(愛月、桜木)は、まあくん(シェイクスピア)を政治的に利用しても、芸術的才能を
ちゃんと守ろうとした事は良かった。桜木君は愛月さんの次の4番手ポジションに
収まったようだ。
真風くん夫妻(伶美)は良かった。女王陛下の前で芝居する時、緊張する夫と
その夫を奮い立たせる妻のやり取りは面白かった。客席でも笑いが起きていた。
当時、役者は男性にしか許されていなかったという事で、純矢ちとせさんは
今回は、男の役だったのですが、劇中では、女の役をやるという、元男役ならではの
役を演じていた。
コマ(沙央くらま)はたぶん看板役者で、みりおんに惚れていて、かつ、まあくんの
才能にも惚れているという役で、どちらも好きなので、夫にほっとかれているみりおんを
励ましていたら、それをまあくんに誤解される。でもまあくんがスランプに陥ったとき、
まあくんを励ましてもいた。というような役だった。
後日談で、結局、愛月さんと桜木さんはクーデーターを起こして、亡くなったそう。

『HOT EYES!!』
2番手の真風くんのビジュアルが完全に出来上がっていて、いつでもトップOKと感じた。
さすが、星組で若手の頃から鍛えられてきただけはあるなと感じた。
なので、劇団がトップにしたい子は、若手の頃からどんどん活躍の場を与えて、
育てるのがいいんだろうなと感じた。
中詰めが日本の歌謡曲だった。「め組の人」とか。これは辛うじて知っている。あとは
松田の聖子ちゃんの曲とかあとジャニーズの曲っぽいのもあった気がするが、誰が
歌っていたかは思い出せない。違うかも・・・。

今回のショーは全場面に大階段があったのですが、有効的に大階段を使っていた感じでは
無かった。
オープニングの後の中詰めまで、主に2場面あったのですが、どちらにもトップのまあくんが
出ていた。最初がトップコンビメインで、次がトップ、2番手、2番手娘役の三角関係だった。
トップ娘役ではなく、2番手娘役を取り合うのかーとちょっと違和感あったけど、
最初がトップコンビメインだったからそうなったんだろうね。

オープニングの下手銀橋で、めっちゃ顔が小さくて背の高い男役さんがいた。他の近くの生徒と
比べてみたけど確実に小さかった。あとから、春瀬央季くんかなーと思ったけど、顔が
春瀬くんっぽく無かったんで、確信が持てなかった。
中詰めのアイドル場面で、銀橋で踊る姿は春瀬くんでめちゃかっこ良かった。

愛月さんは真風くんよりまだまだ扱いに差があるけど、中詰め後の皆で総踊りの場面では、
真風くんと並んで踊っていたし、フィナーレのデュエットダンスは愛月さんまで含めた3組の
ダンスだった。あんまりデュエットと感じなかったけど。ペアを変えて踊っていたので。f
コマちゃんは要所要所で登場していた。美穂さん、歌、上手いです。
今回新公初主演した瑠風さんまで路線の位置にいた。階段降りもしたし。