えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「ごめん、愛してる」を今更ながら、見ました。

パク・ヨンハ氏のことがあってから彼の出演ドラマ「オンエア」と一緒に借りて、
見てみました。
この作品は2004年なので、もう6年前になります。日本だと2005年放送でしょうか。
バリでの出来事」でソ・ジソブ氏にはまりまして、彼のドラマを結構、見たのですが、
この作品だけはまだ、見ていませんでした。何故かというと、当時、レンタルで
新作・準新作だったので、旧作になってから借りようと思ってましたが、そのまま
フェードアウトして、結局、見ずじまいでした。
 
で、見たら、すごいね、泣き所が満載。村田順子さんが「解体★韓国エンタメ完全攻略」
(2005年)で「もお~私がお母さんになってあげる」と書かれた気持ちがすごーく分かるドラマでした。
ソ・ジソブムヒョクにぴったりはまっている。顔の表情がすごく、その場面に合っていて、上手い。
ムヒョクはオーストラリアで恋人の結婚式に参加中に、恋人の旦那が狙われて発砲され、
恋人を庇って自分が撃たれてしまう。頭に一発の銃弾が残り、命の期限がついてしまう。
それで恋人は韓国に戻ることを勧めて、韓国に戻ってくる。
意外と、直ぐに母親の居場所が分かり、早速、会いに行く。
ムヒョクは母親が金持ちだと知り、一人息子を溺愛している様子を見て、何で、金持ちなのに
俺たちを捨てたんだー!と復讐することを決意する。そう、韓国に戻って来たときはそんな気持ちが
無かったんだよね。自分たちを育てられなかったのは貧乏だったからと思って、だから、
韓国に戻ったら、お母さんに服を買ってあげたりおいしい物を食べさせたり、家を建ててあげる
という夢があった。その夢がぶち壊されたんだよな・・・。その夢を実現させる為にちゃんと
お金も貯めていた。でも、このお金はどうやって貯めたのか気になる・・・。オーストラリアでは
人を騙してお金を取るシーンがあったし・・・、ちゃんと働いたお金?、そうだと信じたいが。
 
恋仲になるウンチェを演じるイム・スジョンはかわいい。細さとファッションのせいで、
小さいのかなと思ったら、167cmあると知ってびっくり。宝塚だったら男役が出来る身長じゃん。
でも、ムヒョクともチェ・ユン(チョン・ギョンホ)とも身長差があって、実身長より小さく見えた。
あと、イム・スジョンは童顔だと思う。この作品で20歳前後と言われても違和感無し。
実際の当時の年齢は24歳ですが、その年齢よりも若く見える。今年、30歳になるのかー。
現在のイム・スジョンはどんな感じなのでしょうか?
 
ムヒョクは母親のオ・ドゥリに実の息子であることは言わないまま、死ぬのだが、
親子の対面をしてほしかったなーと思う。まあ、ムヒョクが「自分たちは母親に捨てられた
のではない」と知っただけでも良かったけど。それで復讐心を完全に捨てて、母親に感謝して
死んでいったから。
ムヒョクが死んでからもオ・ドゥリと双子のお姉さんとの交流は続いていたけど、
オ・ドゥリはやっぱり知らないままなのかな。運転手であるウンチェのお父さんは
秘密にしたままなのかなあ。
 
ラストはムヒョクを追って、ウンチェがムヒョクのお墓の隣で~、亡くなります。
「罪は私が償います」という遺言を残したということは自分の父親の過ちをウンチェは
知っていたということかな? お父さんはウンチェだけに話したのかもしれない。
ソギョン(ムヒョクの双子の姉)、ガルチ(ソギョンの息子)と一緒に暮らしていた老人・ヒョンソク
がやたら言っていた「因果応報」がウンチェのお父さんに来てしまったね。自分が捨てた子供と
自分の娘が恋仲になっちゃうんだからさ。
 
主要なキャストの中で、脇でいい味を出していたなーと思うのは
ウンチェの妹ミンチェ。末っ子だが一番、しっかりしている。
ガルチも良かった。お母さんが5歳児の知能なままな分、ガルチが余計しっかりしている。
この二人が良かったと思います。
 
「ごめん、愛してる」はムヒョクとウンチェがそれぞれ、相手に伝えるんだけど、ムヒョク
お母さんに対する思いも入っているかなと思う。母親に最後の気持ちを伝えるシーンでそう
感じた。復讐なんて馬鹿なことをしてしまって、申し訳ない。でも、ずっとお母さんのことを
思っていたと。
ああ、オ・ドゥリ、ムヒョクを抱きしめてあげてーと思った。
 
ちなみにソ・ジソブ氏に関係する物を探していたら部屋からいろいろ出てきた。ハマッていた
期間は短いのに。写真集やらチョ・ソンモのMV、ジソブ氏表紙の雑誌が数冊。結構、買っていたのね。
ジソブ氏って顔がすごっく好きなときと駄目なときがあって、その駄目なときは困るんだけど、
でも役者さんとしてはすごく好きだ。
新作も見たいけど、ドラマ「カインとアベル」、映画「ソフィーの復讐」、携帯ドラマ「I amGHOST」全て、
レンタルではまだ新作扱いなので、借りられない。特に「カインとアベル」は。
なので、「ゲゲゲの鬼太郎」を借りました。「映画は映画だ」は既に見たので、いつか記事を
書こうと思います。