えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

花組中日公演2/23(土)16:30~、2/24(日)11:00~

まとぶんこと真飛聖のプレお披露目公演。まとぶんは「明智」と「タキジャズ」から観始めた方だが、
2番手として初めての公演ではあったが2番手としての役割を十分に果たしていた。
そして今回の公演。2番手時代が2作品だけだったけども、新トップとして遜色無いお披露目公演だった。
もうトップかとちと羨ましい・・・。きりやんと比べちゃうとね。

「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」
この作品は15年前に花組で上演されたものだ。ヤンミキの時、安寿ミラさんと真矢みきさんの時。
宛書がものすごくはまっていた作品の再演らしいが、初演を見ていないので、まっさらな気持ちで観た。
「ライライライ♪」が耳に残ってます。
主役の人より脇の人にきゃーっ♡となりました。
ダニエル:良かったです。
フェシリア:声はかわいいんだけど、段々「おにいちゃん」が耳障りになってきた。知らない内に嫉妬しているのか、自分。
スタン:壮くん、頑張っていたよ~。早口だった。でも、ちょっと物足りなさを感じたのも事実。
ティーナ:ねじが一本足りない子という感じ。スタンとのなりそめは何?ティーナが押し切ったのかな。買い物を
してその品物を返していく場面が面白かった。まあティーナが出てくる場面は全部、面白かったけど。
フォンダリ:みわっち、すごいね~。この一年でいろんな役をやりましたね。前回公演が娘役だった為、思う存分
男役をやっていた。初演は専科ののえるさんだったんだが、いやはや、みわっちが演じていたせいか、十分に
いい役だった。「実に~」という言い方が凝っていたね。ホテルの女主人とのロマンスもあり色気も感じました。
バロット:いや、今回一番意表をつかれたのがこの役。バロットもティーナ同様、ちょっと変。
一発バカって言われてるらしいし。セリフを言う時の間が、何か考えてるんだろうなって間で
面白かった。初演の役を観たいと思ったのはこの役だけ。
真琴つばささもこんな感じだったの?まっつも色んな役をやりました!「明智」での役は封印してね。
ルシル:何で、バロットの奥さん?どこに惚れたの?たぶんバロットの一途な愛だな。このルシルも
良かったです。蓮っ葉な感じだけど、嫌味に感じないキャラだった。まっつバロットともお似合いだった。
一花ちゃんはトップ娘役さんにはならないだろうけど、2番手以下の男役さんと組んで、
お互いの魅力が発揮できるようだ。
ベルチェ:普通に言ったら絶対寒くなるセリフ「フォンダリけったり」声を低く、かっこよくセリフをおっしゃられて
たのが良かった。こんなセリフ書くなーと正塚先生には言いたいです。
はっちさん、お見事!今回みつるくんとコンビでした。
ノルベール:浮浪者と思いきや、実は・・・って人の役。今いちよく分からなかったのは、最後にフェシリアに残した
お金は盗んだものなの?それとも自分で稼いだお金?盗んだものだったら、フォンダリを出し抜いたことになるよ
なということでどうなのか気になった。
ロジェ:とにかく足に注目の刑事。意味は無さそうだったけど、作者の正塚先生なりのこだわりなんだろう。
みつるくんは「明智」に続いて刑事役でスーツ姿。「明智」「アデュー」と似たような感じの役だ。まあ、はっちさん
ベルチェを慕ってはいなさそうだったけど。何気に上級生と組んでの芝居が多い?はっちさんから男役を学べ。
「フォンダリけったり」を寒くならずにかっこよく言える言い方を!
次の大劇場では全く違う役が来ることを願う。その前にまだ芳さんがあるからいいけど。

その他、初姫さあやと日向燦は一場面ではあるが、きちんと笑いを取って印象に残った。
りせくんはこんだけスター上級生が多いと、役が小さくてバウの方に出た方が良かったと思うんだが・・・。
大劇場はまだまだとしても、合間の公演でもっと大きい役をさせてもらえるといいのに。まあ、今回、みつるくんも
いまいちではあったが、「舞姫」があったので、まだいいけどさ。

観終わって確かにオサさん(春野寿美礼)とあさこさん(瀬奈じゅん)でやっても良かったかもねと思った。

「グランドレビュー ラブ・シンフォニーⅡ」

何か、セットが安っぽく感じた。特にオープニングで使われる小さい階段が・・・。この階段があまりにも
気になって、本公演のDVDで確認したら、同じセットだったようだ。でも木の肌が見えて安っぽく感じたので、
白か薄いピンクのペンキを塗ってほしいと感じてしまった。

さて、役替わりとしては、当然トップがおささんからまとぶんになり、まとぶんの花盗人が壮くんになったくらいで、
壮くんの男役ひきつれてのシーンはそのまま壮くんで、みわっちの銀橋ソロはそのままみわっちで、
スペインシーンのソロはそのまままっつだったので、みつるくん的にはあんまり変化は無し。
まあワークショップ組がいない分、一人で歌ったり(めおちゃんと一緒に歌ってた箇所)、階段降りが
一人降り(一個上に上がって本公演のまっつのポジション)になっていた。
あと、ラテン・シンフォニーの衣装、白のジャケットの下のシャツがみわっちのになっていた。前はその他大勢の黄色だった。
ロケットボーイはまめとかすがくんだった。
もっと変化がほしかったな~。