えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

月組大劇場公演 11月22日(土)11:00,15:00、11月23日(日)11:00~

座席はそれぞれ、2階S席(サブセンター)、1階S席(上手後方)、1階S席(下手前方)

夢の浮橋

ストーリーは、大君亡き後、薫(霧矢大夢)が浮舟(羽桜しずく)を宇治に囲っている状態からになっている。
ランダムに感想を書きます。
・きりやんの薫は何か変。しゃべり方が変。演じるきりやんが悪いのか、演出なのか?
告げ口する場面は嫌な奴だなと思った。けど、匂宮(瀬奈じゅん)のほうがもっとひどいことしてるしね。
母・三の宮(天野ほたる)に対するトラウマも少しあった。
・「あさきゆめみし」ではほぼ取りあげられていなかった女一の宮(匂宮の姉、花瀬みずか)がクローズアップ
されていた。薫と匂宮から告白されるなんてヒロインじゃないか!ってことでWヒロインっぽく
感じた。幼少時代の女一の宮も歌があって目立っていた。花陽みらさん。歌が上手でした。
・あいあいの役は別格って感じ。匂宮を傀儡の世界に引き込む役割の人。
・「ミーマイ」あたりから気になる85期の美鳳あやは女一の宮の侍女の仲で唯一匂宮にくどかれていない
侍女として匂宮にくどかれた侍女たちのまとめ役をしていた。あ、最後はまとまっていなかったか。
・前方席で見たときそのかちゃんの鼻筋通った顔に見惚れてしまった。日本物の化粧顔でも何て美形なのだ。
・「マジシャンの憂鬱」(海外ミュージカルのミーマイはとばす)からマギー、みりお飛躍!台詞のある役が来たー!
まあ、今更ですがね。もりえ、マギー兄弟が源氏の孫(夕霧の息子)でちょっと悪役。この二人が並ぶともりえ
って上級生だなと感じる。マギーの押しを受け止めているというか。
みりおくんは華やかな弟という感じ。やっぱりかっこかわいかった。そのかちゃんとまさおが匂宮に仕えている
役で普段のイメージ通りな役だなと思った。
・あひさん、らんはなちゃんと銀橋で歌っていた。らんちゃん、加護あいっぽい。あひさんはマギーと逆で
もっと押せ押せにならないと駄目!
・箏を生演奏していた。昔、やっていた自分はちょっと嬉しかった。
・ここまで書いてきて浮舟って結構、印象薄いな。ヒロインの割りに出番、少ないからか?
・あさこさんは、日本物でもかっこよかった。浮船とのシーンで色っぽいシーンもあって~。照明がピンク。
・萬あきらさんの光源氏で傀儡のところで踊りの動きが良かった。
・前方席で見たとき、海桐望くんを発見した。
・宇治田楽の巫女の彩星りおん、歌が上手くてかわいかった。

Apasionado!!

こちらは場面ごとに書いてみる。大変そうだが。そうね、専科の3人が結構活躍されていました。

前夜 静寂(トランキロ)

あいあいのソロダンスから始まり下級生娘役たちも登場してダンス。
確か専科の方の台詞で「あの方が目覚める」ってあって、何か、どっかみたことのあるシーンだなと思った。

第1夜 情熱(パシオン)

大階段の中央に巨大なマントのあさこさん登場。事前に知っていたから良かったものの、知らなかったら、
小林幸子を思い出して笑いそうと感じた。時期も時期だけに。しかし!このマントを脱いだら衣装が超かっこ
よかった。この場面のあさこさんの衣装、好きです!あのひらひらはダンスに邪魔そうだったから最初から
いらないかなと思ったけど。そして他の男役さんたちの衣装もかなり良かったです。大階段から四角形の形で
(要は逆三角形ではない)登場!ここで宇月楓くんの立ち位置がすごく良かったように感じる。端とはいえ
1列目で踊っていたと思う。あの子は宇月くんだと思う。顔に特徴あるからわかりやすいし、でも違っていたら
ごめんなさい。
次にきりやんが娘役さんたちを引き連れて登場。
まさおくんがソロで歌っていました。コーラスに海桐くんも入っていたのですが、わからなかったよ。

第2夜 熱毒(ベネノ)

あさこさんがカロル女と絡みのダンス。ここでもみっぽうさんに注目!憧花さん以外は85期の子達です。何か
最近月85期の娘役さんたちを応援しています!
で、しずくちゃんとあさこさんの絡みがありまして、舞台は廃墟。
きりやんが~吸血鬼で上から登場。ちょっと鬘がイマイチ似合っていない、というか、きりやんは元々長髪が
似合わんのだよ。舞夢(マイム)をみてそう思う。あ、演出家、一緒だ。ここでマギー歌手として力強い歌声を
披露。娘役の歌手はお芝居でも歌声を披露していた彩星りおんと花陽みら。マギーに負けない歌声だった。
そしてダンスの要はそのかちゃんと涼城まりなさん。涼城さんは85期で残念ながら本公演で退団。きりやんと
この二人を中心に激しいダンスは良かったです。
ちょっと関係ないけど、この場面に出てくる男役の名前に月がつく人多数。さすが、月組

第3夜 熱視線(ケンチ・オリャール)

もりえ・まさお・みりおの銀橋から始まるこのシーン。月組の路線はこの3人なのだなと思う。そのかちゃん・
マギーはまあ、前のシーンで活躍していたしな。で、この3人、まだまだ若々しいっす。もっと押せ押せでいいのに。
このシーンはあさこさんがいろんな娘役さんたちとの絡みが見所。そのとき他の娘役さんたちに少しソロがある。
でも一番、インパクトがあるのはあいあい。この髪型で黒の衣装が映える。トップになったらこういう風に使われる
ことはないと思うが。
最後、沢希理寿のソロにのせて背中を向けて踊るあさこさん。このシーン、良いな~。歌声とあさこさんの背中
が妙にマッチしていて。沢希さん、歌劇12月号の若手コーナーで見て顔がかわいいなと思ったので、路線に
いけるんじゃと思ったけど、みりおくんの同期だった・・・。残念。

第4夜 熱帯夜(トロピコス・ノチェ)

ここがいわゆる中詰。で月組スター男役たち(ついでに組長も)の女役が見られたシーン。というか、あさこさん
以外みんな女役です。
登場順番を覚えているかしら? みんな銀橋を渡ります。あひさん、まさお、マギー、もりえ、組長、みりお、
そのかちゃんだったかな。まさお、もりえ、みりおくんが歌っていて、歌う人と歌わない人が交互に出てきた。
最初があひさんでトリがそのかちゃんだったのは確か。組長のときは曲調もちょっと変わって思い感じになった
のがおもしろかった。で、そのかちゃんのダンスがやっぱりいいな~と思ったし、意外とかわいかった。マギーは
普通に外国の女の子だった。
8人のヒラソルオチョ(エイトシャルマンみたいな感じ)とあさこさんのダンスのあとにオオトリのきりやんが登場!
霧やん、めっちゃ嬉しそうにあさこさんと踊ってたよ~。そんな笑顔のきりやんを見たら何もいえません。好きに
踊ってください。でも二人ともお互いに負けまいというダンスバトルの雰囲気もちょっとあり。
二人のダンスの後は総踊り。あいあい、路線男役に混じって目立つ衣装。
途中、銀橋で専科さんたちと一緒に出てくる娘役がいてしずくちゃんかなと思ったら、どうやら副組長の花瀬さん
だった。まだまだしずくちゃんの顔の区別がついてないようです。
この場面の〆は専科の御三方の歌。何か、専科さんたちのこのシーン好きでした。歌と盛り上がりが。

第5夜 熱烈(カリエンテ)

このシーンが始まったとたん、花組の「RED HOT SEA」のマリオたちの場面に似てる!と思った。でまさお・
みりおくんを中心にもってきてやっぱりこの二人はすごいな~と思ったけど。でまたみりおくん、娘役かよ!と
思った。この場面はみりおの役はしずくちゃんで良かったんじゃないかと思った。霧やんの吸血鬼の場面以外、
しずくちゃんの印象に残るシーン無かったし。あと、みりおくんが肩を出していたけど、腕は細いんだけど、
ちょっとごついかなと思ったので、やっぱりみりおくんは男役で行くべきだなと思った。
で、この若いカップルたちをあさこさん率いるレオンたち(星組の柚希のことじゃないぞ)が襲って殺してしまう。
であさこさんだけは人間とのハーフ。そのせいか、何故かみりおくんだけは襲うことが出来なくて、仲間に
逆に殺されてしまう。みりおくんがもろヒロインなんだけど・・・・。
みりおくんが悲しんでいるうちに左右のセリからきりやんとあいあいが登場!ここで思ったのは、あいあいって
ゆうさんの役割も担ってるじゃんだ。どうしてもここのあいあいがゆうひさんの代わりにしか思えない感じがしたので。
ゆうひさんがいたらセリ上がってきたのはゆうひさんだよね~。まあ、実際はゆうひさん花組では、舞台奥からの
登場でしたが。役割も一緒じゃん。てかやっぱり花組のと似てるよね。
そして組子たちが勢ぞろいしたところで、あさこさんが復活!登場!花組のまとぶんは復活ではなかったので、
ここはどちらかというと、同じ演出家の「宙 ファンタジスタ」のタニさんの復活と似たような感じ。
まあ、パターン化されているものなんでしょうけど。主演男役が死んで、2番手あたりが何かの象徴みたいな
感じで登場して踊り出し、やがて他にもわらわらと出てきて踊っていいころあいに主演男役の復活!ってのは、
他のショーでも見掛けるしね。
というわけでこのシーンはこのような見方になってしまった。ちょっと純粋には楽しんでないです。

第7夜 熱狂(アパショナード)

フィナーレ、パレードになる。その最初を飾るのはあひさんの銀橋。若手ダンサーも一緒に舞台で踊ってます。
あひさん、もっとアピールしなきゃ。歌が上手くなくてもいいから、押しを強くして!って感じ。比べちゃ何だが、
「エンター・ザ・レビュー」のみわっちはもっと濃いですぞ。
あひさんの後は大階段であさこさんと娘役さんたちが待機しており踊りだす。このポジショニングが絶妙に良い。
娘役さんたちとあさこさんのダンスも良いです。ここでもあいあいが別格です。
そしてロケットの子達が大階段を斜めに下りてきて、ここも良いですね~。卒業する涼城さんが中心になってた。
そして銀橋に登場。ロケットの子達が銀橋に出てくるのは初めてかな、私は。なので新鮮な感じだった。
そして、あさこさんが再び舞台中央からセリ上がり、大階段からはきりやん中心に逆三角形で男役たちが登場。
黒燕尾。かっこいい~!そのかちゃんの位置がすごい!まっつと比べちゃうよ・・・・。
そして、きりやんの歌声で踊るあさこさん。ここだけだな、相手役がやっぱりほしいと思ったのは。
パレード、前方席に座ったとき下手側からみりお・マギー・そのかちゃんの並びが見られて良かった!3人とも
美形だわ!きりやんは中央付近なので、この3人をずっと見ていたよ。

やっぱり場面ごとに書くと長くなっちゃうね。
総括、路線以外の若手も使われているなという印象。ショーでは特にダンサーが有利かも・・・。海桐くんは
ダンサーじゃないんだよね。どっちかというと、歌手なのかな?彼女ももっと使ってほしいが、成績が下のほうだしね。
あと一人気になる貴千くんはダンサーとして使われているね。歌劇の12月号の若手メンバーにも選ばれたし。
あとしずくちゃんは、芝居ではヒロインだったけど、芝居もショーもどちらかというと、きりやんと組んでいる印象の
ほうが強いなと思った。
これを書いている間にモバタカからメールが!本公演に出ていない朝凪麻名さんが退団とのこと。う~ん、
やっぱり出演できないってそういうこと?

あと振り分けも出たけど、それは星組退団者と一緒の記事で書こうかな。できればディナーショーも一緒に
発表してほしいけど。
あとタカラヅカスペシャルの感想も書くぞ!萌えどころがあったので!