えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

PLAYZONE 2010 「ROAD TO PLAYZONE」

8月20日(金)17:30~ 梅田芸術劇場 2階席
 
プレゾンと言えば、少年隊ですが、その少年隊のプレゾンが2008年までで、
去年から後輩たちがプレゾンを務めるようになりました。
屋良くんは少年隊時代から結構、出演していて、去年も出演しています。
私自身のプレゾン観劇歴は今回が2回目です。2006年に観劇しています。
ほぼ毎年出ていたMAがこの年は出ていなくてちょっと残念でした。
この時の観劇感想はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/nsycc714/37974778.html
 
今回のプレゾンですが、すっごく楽しめました。その証拠に観劇後、パンフレット以外に
サウンドトラック、シングルCD、屋良くんの写真を買ってしまいました。思わぬ大出費でした。
同じ日に観た花組公演がちょっと楽しめなかったので、余計反動が大きかったです。
ストーリーも意外としっかりしていたし、合間のダンスがすっごく良かったです。
2階席から観ていたのですが、最初のダンスが、揃っていて、中心付近のメンバーは
上手いしで、掴みから、魅せられてしまいました。
 
ストーリーはある異国のスラム街で暮らす少年達(中山優馬川島如恵留七五三掛龍也
仲田拡輝、森田美勇人)は、ある日、初めて目にしたステージに衝撃を受ける。
そのステージでオーディションをしていると知った彼らは夢を叶える為に、そのオーディションを
受けに行く。オーディションでは一人の少年(森本慎太郎)が歌っていて見事、合格。
オーディションが終わった矢先に5人の少年達がやってきて、オーディションを受けさせてもらう。
結果は、翼は優馬だけを合格にする。皆で舞台に立ちたい彼らは、再度、お願いして、
オーディションを受けさせてもらう。1回目よりももちろん、気合を入れて。見事、全員、合格。
合格者6人とA.B.C.Z(河合郁人戸塚祥太、橋本良亮、塚田僚一、五関晃一)と屋良で
無人島で合宿することになる。屋良は別行動で合宿の様子を見守る。
そんなとき、合宿前にスラム街で優馬が怪我人を見ていたときに、如恵留が落としたスカーフ?
が原因で、その怪我人を暴行した犯人として如恵留が捕まってしまう。
無人島から戻ってきて、本番が近づく中、少年達は皆でステージに立ちたいと、如恵留を
助けに、稽古場から離れてしまう。一方で、舞台稽古中に機械のトラブルも発生。
他のメンバーはいなくなった少年達の穴を埋める為に、どうするか考える。
そんな中、時間が無い為、翼は舞台稽古を始めようとする。他のメンバーは、俺たちだけで
やろうとする。その時、少年達が戻ってくる。途中で抜け出した事を許されて、全員での
ステージが始まる。
大体こんな感じです。合宿の様子を特大テレビで翼は見ています。あと捕まった如恵留と
監視官のやり取りもありますし、如恵留救出劇もちゃんとあります。
 
屋良くんを舞台で観るのは久々でしたが、私の想像以上に活躍していて、大満足です。
ダンスは上手いし、かなり踊って、歌も歌っていて。
役所は、プレゾンの主演者で責任者でもある、翼くんとメンバーの橋渡しをする役でした。
翼くんの右腕的存在でもあり、翼くんの意図を汲んで、それをメンバーに間接的に伝える
ような役割りをしていました。わりと大人なのですが、テンションが高かった。
今回は後輩から「ともさん」と呼ばれていたのが変な感じでした。屋良くんは大抵、苗字の
方で呼ばれるので。
 
翼くんは冷静で、淡々としている役だったので、若干、辛抱役に思えました。でも、翼くんの
センターでのダンスは良かったです。
 
A.B.C.Zは合宿で少年達を指導する立場。随所でダンスを披露してくれましたが、やっぱり
上手いです。
翼くん、屋良くん、このA.B.C.Zがいたから今回、ダンスがすごく良かったと感じています。
M.A.D.They武道たちも出演していたのですが、彼らは区別が付かなかったので、よく語れませんが、
たぶん良いダンスをしていたと思う。全体で見てもそんなに下手な子は少なかったと思うので。
 
少年6人たちがある意味、主役みたいなものです。今年の題名の「ROAD TO PLAYZONE」を
体現していたので。特にスラム街に住んでいた5人のストーリでした。
それにしてもこの5人の中でノエルとミュートの当て字がすごいね。未沙のえるさんの「のえる」は
ひらがなだぞ!ジェンヌもびっくりな当て字です。
 
あと、印象に残ったこと。
スラム街の背景描写が花組大劇場公演「ベルサイユのバラ外伝 アラン編」の宮殿並みの遠近方法で描かれていたこと。
あんなのタカラヅカだけかと思っていたら、こんなところで遭遇するとは。
幕が下りて再度、幕が開いたときのショーの2曲目が宝塚何組?って思うくらい、
タカラヅカでした
燕尾服では無いのですが、ベストだったと思うのですが、それを持つやり方がタカラヅカの男役が
燕尾服の衿を持つやり方と同じでしたし、曲もヅカっぽくて、タカラヅカファンとしての嬉しさが
ありましたね。
 
何だかんだ言って、屋良くんのダンスを堪能できて、良かったです。タッキーの舞台を観に行けば
良かったなあと思う。
今年は、たまたま?同期の二人と共演した屋良くん。そろそろミュージカルで観たいけど、無いかなあ?