えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

道化の瞳 シアタークリエ

屋良くんの初主演舞台なのに、書いていませんでした。メモはしていたのですが。
 
4月21日(土) 18:00~、 4月23日(月)14:00~
 
1回目の観劇では、涙がボロボロこぼれました。2回目は結末が分かっているせいか涙は
出なかったですが、周りの方たちは泣いているのが分かりました。
 
屋良くんが主演という割には2幕目は玉野さん演じるチャーリーが主役だった。
で、その玉野さん本当にタップが上手い。他の出演者のタップのレベルと違いすぎでした。
こんな本格的なタップを見たのは初めてだと思うので、感動しました。
 
この作品は、ストーリーをどうこう語るより、役について語った方が良いかな。
屋良くんの役は一幕は、病気で入院している健一(小6)、二幕は、靴磨きの少年:クーガン。
二幕は健一が書いた絵本の世界の話。
 
まずはゆみこさん(彩吹真央)。一幕では、健一の母で、二幕はヒロイン。
確か、ゆみこさん卒業後、初めて見る舞台ですが、こんなにかわいらしい声だったのかーと
思いました。お母さんのキャラは良いですね。二幕のヒロインはお嬢様なのですが、
大道芸人とも分け隔てなくつきあえる心優しい人。でも人の恋心には疎い。目の見えない設定でした。
 
小堺一機さん:一幕は、健一の担当医で、笑うことは病にも良いという人。安藤先生。
二幕は大道芸人グループのリーダー。
 
保坂知寿さん:一幕は病院の経営の事を考えて、厳しくなっている副院長。二幕は、ショー小屋の
女支配人。この二幕の役のキャラが良かった。なんかドロンジョ様っぽい。部下が3人いて、
3人も良いキャラでした。でも、クーガンのお母さんだったという設定は必要なかったかな。
 
小西遼生さん:一幕は病院の院長の息子で、院長代理。基本はいい人なのだが、経営の事を
考えると、小堺さん演じる安藤先生の言うことを全面的に支持するわけにもいかないって立場の人。
二幕はヒロインに惚れるお金持ちの人。大道芸人に保坂さんのお店を紹介する。この二幕で歌った時、
めっちゃ「マリウス」(レ・ミゼラブルより)でした。実際、マリウスを演じたことがあるみたいです。
背も高くて、イケメンなので、今後の東宝ミュージカルでの活躍を期待。
スターダスト所属で、ヒーローもの主演映画が台湾でも公開されるそうです。
 
原田優一くん:MAの主演ミュージカル「FAME」で知った方なので、再び、屋良くんと共演で、感慨深い。
一幕は安藤先生と共に、健一の担当医。二幕は大道芸人のメンバー。ジャグリング、ダンスと
頑張っていたけど、歌が少なくて残念。確か、食いしん坊の役でした。
 
佐々木喜英くん:若そう。イケメンだった!最近、若手俳優さん目当て買った雑誌に彼も載っていて、
やっぱりかっこ良かったし、確かに若かった。でも舞台上では、よく顔が見れていません。
一幕では若手医師で、血が苦手、二幕では大道芸人のメンバー。
 
佐藤洋介さん:背が高いし、ダンスもピカ一で上手かった。ストリート系が主流の屋良くんとは
対照的なダンス。一幕は、看護師とNKマン。○○マンという名前のキャラはすごく印象に残って
います。おもしろい。二幕は保坂さんの部下でこれまた面白かったです。
 
桐生園加さん美羽あさひさん:一幕では看護師で、二幕では保坂さんの部下。
看護師のときは安藤先生たちと一緒に健一の病室ではしゃいでくれて、二幕は佐藤さん含めての
トリオが面白かった。保坂さんを慕っていて、保坂さんに本当の子供がいるかどうかを気にしていた。
園加ちゃんは退団後、初めて見るけど、女子全会では無かったです。
 
屋良朝幸くん:最初、屋良くんの歌から始まるけど、屋良くんの声っぽくなかった。本当に体格が
子供だなー。顔以外は子供に見えたよ。小堺さんより小さかったー。出演者の中で一番、背が低い
気がする。まちゃみのヒールを考えても、まちゃみより低くないか?
二幕は靴磨きのクーガン。大道芸人たちと一緒に芸をやっています。でも主役はチャーリーに
取られちゃった感じ。
 
二幕は玉野さん演じるチャーリーが、ヒロインの目を治すために、自分を犠牲にして、それを
クーガン(健一)が駄目だよー!っと言って、現実の世界に戻る。現実の世界では、健一が
息を引き取る。
1回目は単純に泣けてしまうのだ。
 
2013年も屋良くんの舞台を見たいものです。でも「SHOCK」なのだ。出演は嬉しいけど、
チケット取れないじゃん。博多座であるので、チケット取りの挑戦はします!