えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

雪組バウ「ニジンスキー」5月7日(土)14:30~

先日、雪組のバウワークショップを見てきましたが、その前に、こちらの
バウ公演について書いておきます。観劇直後に書いたメモを元に書いていますが、
既に1ヶ月以上経っているので、記憶違いがあるかも。
 
主演のちぎさん(早霧せいな)はスター、真ん中オーラを感じました。
でも、今回の役、ニジンスキーは好きじゃない。史実のニジンスキーとは別物として
みなさないといけません。後に奥さんになるヒロインのロモラ(愛加あゆ)に対する態度が
どう見てもただの八つ当たりにしか見えないシーンがあったので。それも2回。
 
セルゲイ(緒月遠麻)との関係も、世の中、甘くないなと思う。見返りを期待しない、
自由にやらせてくれるパトロンがいたらいいのに。でも、それを望むのは、ある意味
わがままなのかもしれない。見返りを期待しない無償の愛は親子間でしか成り立たないのかなあ。
 
ニジンスキーの自由に踊りたいという気持ちもわかるけど、ダンサー、振付家、劇団経営と
3つの役割を同時にこなすのは、やはり難しそうに思えるので、せめて、経営は
専門家(もしくはパトロン)にやってもらったほうがいいのだろう。
 
バウワークショップで主演を果たした彩凪翔くんんが娘役だったが、何故?と疑問に思った。
役的には娘役がやっても問題無かった。男役に他に目立つ役が無く、娘役を振ったのかも
しれないが、ちぎさん、大湖せしるさんと並んだ時、大きすぎて、でかい女になっていた。
緒月さんよりは小さかったけど。
 
愛加あゆさんは丸顔で彩乃かなみさんを思い出した。
 
大凪真生さんは劇団の振付家だが、解雇される。いい仕事ぶり。ニジンスキー
心配しているのが分かった。でも今回はメイクが残念だった。
しかし次の大劇場公演で退団とは・・・。上級生が少ない雪組では、結構、
使われていて、貴重なおじさん役者になるかと思っていたので、残念だ。
 
大湖せしるさんはニジンスキーのライバルダンサー。ちょっと嫌味っぽいけど、
最後は、いい面も見せていた。でもそんなに目立たなかった。
ニジンスキーの他は、ロモラとセルゲイがメインという感じだったので。
 
蓮城まことくんは作曲家。メガネを掛けていて、地味なサラリーマンぽかった。
あんまり、使われていないなあという印象だけど、次の公演では、まっつ、緒月さんと
並んで、三銃士の役なんだよね。頑張れ!
 
セルゲイ役の緒月さんも2番手というのもあるけど、存在感があります。この方は
いろんな役を振られているなあという印象があります。でも、今回のような悪い役より
お笑い路線の方が好きだ。