えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

宙組大劇場公演「華やかなりし日々」「クライマックス」

2013年が明けました。今年はどれくらい観劇するでしょうか?
 
さて、感想は2012年の作品を引き続き書いていきます。
観劇後、しばらくしてからのメモより。
 
5月12日(土)11:00~
 

「華やかなりし日々」

ゆうひさんの退団公演。お芝居の方は、ゆうひさんの男役集大成に
ふさわしいストーリーだったと思います。
ゆうひさんは詐欺師:ロナウド。乗っ取ろうとした劇場のプリマドンナ
他の劇場に移籍させて、潰そうとしますが、偶然、知り合った夢に向かって
頑張る女の子:ジュディ(野々すみ花)の才能を見抜き、乗っ取る予定の劇場に
新しいプリマドンナとして、推薦します。そして、その彼女のデビューの日、
既に警察にばれていた彼は、彼女の前から去って、どこかへ旅立って行く
という話。
その最後がめっちゃかっこ良かったです。さすが、ゆうひさん!外さない人だな―。
掲示板では演出の原田先生にいろいろアドバイスか何かされたらしいとの
噂があり、何か納得。
 
ロナウドに絡む人々。まずはテルはジュディの幼馴染み:アーサーで、久々に
再会する。詐欺事件を追っていて、ついにロナウドの正体を掴み、
ロナウドが自首するのを信じて、ジュディのデビューの日まで
逮捕しなかったのに、結局、逃げられてしまった。でも、たぶん、ジュディを
お嫁さんにしたかな。でも、彼女、スターだし、何より、ジュディは
ずっとロナウドを待ってそうな気もする。
私としては、最後は、ロナウドには罪を償って、ジュディを迎えに行くという
示唆がほしかった。でも警察に自首せずにどこかへ行ってしまったので、
ジュディはアーサーと幸せになってほしいね。
 
みっちゃんはロナウドの詐欺仲間:ニック。恋人がいるけど、恋人には
自分の事を隠している。彼女のプレゼントしたアクセサリーは本物だよね?
ニックが先に詐欺をしているとばれたのですが、ニックが最後、どうなったかは
語られませんでした。ロナウドと違って、直ぐに逮捕されたのかな?ショーの
初日には全く出てこなかったので、逮捕されたのかも。でも私としては
その後、脱獄してまた去ったロナウドとコンビを組んでくれと思う。本当は、
罪を償ってほしいが、ロナウドを一人にさせるのは良くない気がする。
まあ、二人とも罪を償って、想い人と幸せになってください。
 
劇場のオーナーとマネージャー二人組は笑いどころのコンビでした。ともちんと
蓮水くん。ともちんオーナーは奥さんでもある劇場のプリマドンナ(純矢ちとせ)
に逃げられる。もちろん、この二人、ロナウドにだまされる人になるはずでしたが、
代わりに新しいスターを紹介され、何とかショーの幕を上げることができて
良かったなあと思った。
 
ジュディがショーに出ていたクラブの顔役でマフィア役に鳳翔大くん。
大くんが演じるので、もちろん?間抜けです。しつこく、ジュディを
追いかけて、ショーの初日には花束を持っていて、彼女のファンなんですよね。

冒頭で、ロナウドは昔馴染みを思わず殺すのですが、その昔馴染みと(過去)の
思い出の品であるコインを最後まで持っているのが、切ないですね。
 
ロナウドに対しては既に書いていますが、罪を償ってジュディを幸せに
してやれよと思います。これだけ詐欺師として才能があれば、全うな商売でも
成功しそうだし。でも、当時の刑罰がどのくらいなのか不明なので、
どのくらい刑務所にいないといけないのか分かりませんが。
 
ニックの最後が不明なのが、心残りですが、大劇場デビュー作品としては、
またトップの退団公演としては良かったと思います。
何より、ゆうひさんがかっこいいと思った作品でしたので。
 

「クライマックス」

お芝居とは逆にショーは印象に残っていない。三木先生とはカノンに続いて、
相性が悪いと感じました。
ただ、覚えているのは、クラブのシーンで、とある人の後ろ姿が何かもっさり
しているな。まさか、あの人?と思ったら、まさかのみっちゃんだった。
今まで、みっちゃんのスタイルを悪いと感じた事は無かったのに。
うーん、やっぱり、下半身の補正が悪いかと。あと、ゆうひさん、テルと並ぶと
シュッとしていないのだな。やっぱりこれはとむさんからテルさんに
替わったのが原因かも。ゆうひさん、とむさんとだとそうでもないし。テルの
スタイルが良いせいか、それともテルとみっちゃんの並びの相性が悪いのか。
何か、みっちゃんが宙組から異動になったのはある意味、みっちゃんにとっては
良かったのではと思わなくはない。
 
あ、これは初舞台生の公演でした。
 
本当に書くことが無いです。みっちゃんのスタイルのことだけだ。
 
なので、サヨナラショーの話。実際には見ていないけど。花組時代のショー:
「Red Hot Sea」から「引き潮」の場面をやってくれたり、宙組でも再演されたけど、
銀ちゃんをやってくれて、嬉しい。ヨンホゲも当り役で、ゆうひさんの花組
時代が実り多き時期で良かった。
 
ゆうひさんに対しては、月組時代は興味が無く、また魅力も感じなかったけど、
花組に来て、みつるくんと縁があり、その縁のお陰で、みつるくんは
石田先生とのつながりが多くなって、轟さんとの「おかしな二人」をやる事が
できて、本当に感謝です。
すみ花ちゃんも花組時代のヒロイン3作品全てにみつるくんが出ていたので、
彼女に対しては情があり(グラフでも対談していたね)、外部での舞台が楽しみです。
いつか、観に行けたらなと思います。