えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

「宝塚歌劇花組を観て来ました。」

8月12日(金)13:00~ 席は前方センター
「マケランシュ・紅の墓標」
博多座公式のトコさんの感想でよくわからなかったと書いてあって、自分も
わからなかったらどうしようと見る前はちと心配だったが、大体のストーリーが
掴めたんで良かった。
終わった直後の感想は、そこにどんなに真剣な愛があったとしても、結果的に、
リュドヴィークって、オリガにとって、一時的な恋になってしまったのがなんだかな~。
何か、リュドヴィークの存在意義があんまり無いじゃんと思った。だって、オリガは夫のことを
本当に愛しているか確かめに来たと言っていたが、リュドヴィークとパリに戻ることにしたので、
それって夫をそんなに愛して無かったってことになる。だけどリュドヴィークがいなくなって、
夫・クリフォードが戻ってきたら、やり直しするのってね~。
最後、クリフォードが戻ってきても別れていたらまた、違った印象になったろうな。

<各登場人物について>
最初に登場したギュンター(愛音羽麗)は、何者かよくわからなかったけど、きっと何かある人だ
と正体がわかるまで気になる存在だった。彼女はプログラムを見る限りでは花組男役の3番手
なのかな?と思って、宝塚の公式を観に行ったら、彼女よりまだ上っぽい方がいらっしゃった。
今回の公演には出ていないようで。
レオンこと彩吹真央は、ずっとどこかで見たことあるな~って思ってたら、宝塚の公式で
見たことあるんだった。元モー娘の中澤裕子にちと似ていると思う。エクボが印象的ですね~。
リュドヴィークに比べたらまだまだ青二才っぽかったな~。彼女が男役2番手ということは
(公式を見ても2番手のようだった)、将来のトップスター候補なのか~と思いながら見てました。
春野さんとは違うタイプだよね。
クリフォード(未涼亜希)はオリガの旦那さんだから、男役の3番手の人がやっているのかなと
最初、思ってたけど、意外と出番が少なかった・・・。クリフォード自身は悪くないのだけど、
オリガとリュドヴィークがああなった以上、戻ってこなくて良かったのにと思った。その前に
リュドヴィークはいなくなってたけど。
イヴェット(華城季帆)はキャラが好きでなかったな。
蛇(鈴懸三由岐)は目立つよね。あの衣装で時々出てきて踊って。やっぱり花組でもダンスの上手い方
なのでしょうか?
オリガ(ふづき美世)は気品があって良かった。イヴェットがうるさい女だったから対照的でした。
結構、貫禄があるな~と思った。退団が発表されたけど、今後の予定が決まっていないそうですが、
もうちょっと見てみたいので女優を続けてほしいな~。
リュドヴィーク(春野寿美礼)はやっぱり一番かっこよかった。パリで痛い思い出もあってね。
あと死んでからも1曲歌ったしね。何故、クリフォードを助けたんだ~。オリガを一人にしたく
なかったら?じゃあ、死ぬなよ~と思った。

「エンター・ザ・レビュー」
こういうレビューを見たこと無いので、とても楽しめた。でもこういうのって宝塚以外では
大劇場でするところってあるのかなあとも思った。
春野さんの赤いドレス姿はメイクのせいもあるが、ミスターレディだった・・・。その時の
キャラもまあ面白かったからいいけどね。
で、最後の生徒たちの羽~。ふづきさんと彩吹さんも白くてでかかったが、春野さんも白くて
でかくて、黒羽も入ってて、やっぱりトップスターは特別よね~と思った。

今回、宝塚は5月の月組エリザベート」以来2回目だったか、席が前方の方だったので、
より宝塚というものを感じることができたと思う。
やっぱりトップスターをいかにスターに見せるかというのにこだわってるな~と。
プログラムも写真の大きさ違ったりで。で男役が前面にだされているし。公式のスターファイルで、
写真付きで紹介されている娘は主演娘だけで、あとは男役ばっかりだし。と書きつつ、そうですよね?
娘役は髪が長くて、男役は短くしてるんだよね。
本当にこの人は男役かな?とも思う人がいるし、花組真飛聖さん(今回の博多座公演には出ていない)
は娘役のほうが似合うくらい美人だと思うが・・。
トップスターと言えば、写真を見る限りでは、花組の春野さんが一番、いいと思っている。
と思って、公式の写真を見たら、あ、微妙な写りだ・・・。でもプログラムの塚メイクしてない方は
いいよ。
プログラムの塚メイク写真を見ると、華形ひかるさんが結構いいと思った。塚メイクしていない
写真でもいいし。苗字も巨人の星の花形を思い出すし、注目ですね。