えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

宝塚・花組を観劇しました。2月24日(土)11:00~ ネタバレ有ります

1階席の一番後ろに座っての観劇でした。
明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)」
みつるくん、刑事役で良かった~。見つけ易かったので。書生だと肉眼では
区別つかず、役変わりもあって見つけるの大変だったろうな。特に目立っていたわけでないけど
(私の中では目立っていたけどね)、舞台の上にいた時間は結構多かったのでは?
ホテルロビー?のソファーで寝ちゃうところの高翔さん・壮さんとの小芝居や明智
黒蜥蜴を車で追う場面での少年探偵団たちと一緒に踊るところが印象に残ってます。
高翔さんといろいろやってるって感じですかね。でも二人ともへたれ刑事だった。
あんまり波越警部の役に立っていないかも。その波越警部役の壮さん
雪組の「堕天使の涙」よりいい役だったし、出番も多かったし、良かったよ。
まとぶさんもプログラムを見て、雨宮、かっこいいじゃんと思ったけど、
実際、観てもかっこ良かったよ。
おささんは変装では声色をちゃんと変えられてました。
娘役さんですが、彩音さんはこないだのうたかたよりは断然、
良かったです。早苗役のすみ花さんも2年目ですが、ベテランの間に
挟まれていても堂々と早苗を演じていらっしゃった。遠めで顔はチェックしていないけど、
演技は良かった。小林少年役の一花さんもめっちゃ活躍だ~。いい味出してました。
でも本当に小さいね。みつるくんの同期なので、活躍は嬉しい。

印象に残っているシーンはまずはホテルで早苗を誘拐するとき、別々の場所で
各々が何かをしている場面。どこを見たらいいんだ~。雨宮は早苗をトランクに
詰め込んでるは、ロビーでは明智と波越警部の会話と刑事二人が寝ていたり?、
岩瀬が何をしていたっけ?寝る準備?誘拐を実行しているところ見せながら、
他の人の行動も見せるというのが良かったです。
岩瀬邸で早苗のわがままが炸裂して、みんなを翻弄させるところはコメディ場面だね。
後、車で追いかけるシーンはセットにちょっと笑いつつ、下では刑事二人と少年探偵団が
踊っていて、彼らも黒蜥蜴を追っているの表現してるのかな?でも走ってるし、車に追いつけないでしょ
と思いつつ、みつるくんを中心に見ておりました。
男役1、2、3がプロポーズの歌を歌うのが、今東京で公演中の月組
「パリの空よりも高く」で、男役1、2、3がミミと一緒のシーンで同じメロディだけど
違う歌詞でそれぞれミミへの想いを歌うのと何か、似たようなものだなと思った。

あれ?と思ったのは、松公に変装した明智に気付いていなかったのかということ。
明智への思いを松公に話して、後ろから抱きついたので、気付いていたのかと
思っていらそうでは無かった。
それと原作は小学生向けのを小学生のときに読んで以来読んでないので、
ほとんどストーリーを知らずに見たのだが、雨宮と早苗が牢屋に入れられて、
早苗が雨宮に告白して雨宮がそれに応えたってのが気に入らなかった。
二人とも違う人が好きだったくせに~。

あと、ネタばらしになるけど、明智と黒蜥蜴に相思相愛にさせておきながら、
実は兄妹だったってオチは、そりゃ無いだろう。宝塚的にも嫌だ~と思った。
木村さん、あの赤いシリーズのドラマに影響されていないよね?

「TUXEDO JAZZ」
プログラムで進行を予習したけど、みつるくんを探すのに、見つからなくてイライラ。
大勢の人と踊るときはもう全然、わからない。アメリカンボーイもどの人か結局
わからなかった。双眼鏡で覗いても映るのは別の人。
だから、思ったのは、イライラするくらいなら、お目当てさんを見つけるよりは
ショー全体を観ようと思いました。それでもやっぱり探しちゃいましたが。
みわっちさんが女役をやるのは事前に知っていたけど、めおさん、めぐむさん、まなとくん
も女役をされていたぞ~。顔はチェックしていないので、次の公演ではチェックするぞ!
月の「ファンシー・ダンス」より楽しめたような気がする。でもメリハリさは物足りないかな。
盛り上がるところで、そこまで盛り上がってないような気がした。

余談だが、プログラムの紫峰さんかっこいいぞ!!