えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

月組バウ公演「Dancing Heroes!」1月9日(日)14:30~

感想の前に、次の月組の大劇場公演を交通費の節約の為に、3月の3連休を避けて、
次の週にしたんだけど、年度末でほぼ同額だった・・・。自分にはあまり関係無いせいか、
年度末ってのは頭に無かったなあ。これだったら3連休で良かったな。
宙組のドラマシティ公演も見れたし。ドラマシティ公演は見なくてもいいやってのも
あって次の週にしたのですが。いや、それでも3連休に行くよりは節約になってる!
 
さて、本題。
まずは、公演の内容では無いところから。
何故、桐生園加を主演扱いしていなんだ!ということ。
もう、次の公演で退団することが決まっていただろうから、別に主演扱いで良かったじゃないか。
というか、彼女の主演舞台でした。プログラムの写真のサイズが小さくて、舞台とのギャップが
ありました。劇団のこういうところは嫌いだ。
 
ざっくり、本編通して、萌花ゆりあさんが園加ちゃんの相手役で踊ることが多くて、
お芝居でいうとヒロインポジションにいた。彼女は既に新公を卒業している学年。
このような面でも、月組の下級生娘役にトップ娘役を推したい子がいないんだなと感じる。
萌花さん、かなり目立っていましたよ。それとも単にダンスメインの公演だから
通常のバウ公演とは違う扱いなのか、桐生園加の集大成の公演だから実力を重視したのか?
あ、萌花さんが他の娘役よりダンスが特別優れていたとか感じなかったけど。というか、
ダンスの上手い下手はよく分からないです。ものすごく上手い人は分かるけど。
 
ちなみに2番手ポジションは宇月颯くん。学年的にも園加ちゃんの次だし。
園加ちゃんと並んで踊っていると、師匠と弟子のように感じるのはいいのだろうか?
と思いつつ見ていました。グラフの対談のせいだ。
園加ちゃんが退団することになって、月組のスターポジションのダンサーは彼女に引き継がれる
と思いたい。ので、頑張ってほしい。
3番手っぽいところに貴千碧くん。彼女は普段の顔と舞台化粧のギャップから注目していたけど、
彼女も新公で園加ちゃんの役を演じているのをしっているせいか弟子っぽく感じてしまう。
 
他に印象に残った人(認識した人)は美夢ひまりさん瑞羽奏都さんとか。美夢さんは元々
本公演でも認識していたけど、今回は娘役では長だったので、更に目立つポジションに
いました。彼女の顔は分かりやすいです。そして瑞羽さんは、海桐くん共々、某ショーで
ほとんど出番が無くて、心配していた人。まだスチール写真が出ていないのよ。でも、今回の
ショーでダンサーと分かりました。
 
では覚えている場面の感想を。やっぱり全場面、覚えているうちに書かないと駄目ね。
もう、忘れていると場面があります。
ショーが始まると、園加ちゃんが思いのほか、歌っていました。でも歌は他の人にまかせて
園加ちゃんはバンバン踊ってほしいと思いました。歌もそんなに上手いわけではないし・・・。
 
ActⅠ Heroes!
第2景「Red Shoes」
この場面、園加ちゃんはどこ?いないよね?と彼女を探しながら見ていました。休憩時間に
プログラムを確認したら、やっぱりいなかった。で靴屋:宇月くんとシャドウA:の貴千くんが
どっちがどっちだったの?とよく分からないままでした。たぶん、あっちが宇月くんだったと思う程度。
シャドウさんたちの扮装がトートでした。その前の月組のショーでもこういう人たちが
出てたよね。あ、星組の「ロミオとジュリエット」でも・・・。流行かな?
赤い靴の娘に愛希れいかさん。娘役の中にいるとやっぱりちょっと大きい。
 
第4景「Heroes
兵士の衣装で踊るのって月組ショーであったような気がする、いや宙組の「Appasionad!!」の
新場面のことだったか? 
兵士たちが銃を持って、踊っていたらがらりと雰囲気が変わって、服装が日本の戦後にいたような娘さん
(表現が適切では無いかも)たちが出てきて、クラブで一緒に踊るシーンになったのが意を突かれた。
園加ちゃんの銃がギターに変わったのは、正直、失笑ものに感じたのです。でも、これは
昔のショーの一場面を再現したものと後日、知りました。そうなんだ、名シーン扱いなのか。
いや、ダンスは良かったのですが、ギターを持って踊るのがなんかね。兵士とのギャップがあるというか。
あとかつての恋人が出てくる意味もよく分かりませんでした。これは私があんまり歌詞を聞いて
いないからだろう。
 
第6景「My Hero!」
娘役さんたちがやたらとスターについて語っていて、誰がスターだったんだろうと確信が持てず、
プログラムで確認したら、瑞羽さんでした。こういうポジションに来るなんて!
 
第7景「Studio "D" for Dream!」
このシーンは園加ちゃんがやってみたかったという和太鼓。最初園加ちゃんだけから始まって、
一人だけでもかなりの迫力がありました。その内、全員が揃っての演奏は大迫力。男役も娘役も
関係無く、みんな格好良かった。役名が「無限男」「無限女」だけあって、皆の力が無限に感じました。
衣装が最初、見たとき、ジャニーズっぽいなと思った。昔の歌や演歌を歌っている時に、こういう
感じの衣装でジュニアが踊っていたんだよね。
 
ActⅡ Dancing
第1景「Opening」
客席降りがあったのが、この場面だったと思います。園加ちゃんがみりおくんの髪をくしゃくしゃして
いたのを見ました。そう、この日は、研ルイスさん、みりおくん、彩星りおんさん、紫門ゆりやくん、
花陽みらちゃんが来ていました。舞台とは関係無しに紫門くん、みくちゃんと一緒になってちょっと
嬉しかった。
 
第2景「Swan Lake」
バレエの「白鳥の湖」をアレンジした場面。最初、白鳥たちが出てきて踊っていたのが、黒鳥に変わります。
宇月くんがストレンジャー役で出ていたけど、どうだったかな・・・。
 
第3景「Parlez Moi D'amour」
役名が「巴里の紳士」だったので、「エンター・ザ・レビュー」みたいなシーンを想像していたら、
全然、違いました。男だけの社交場でした。園加ちゃん扮する、巴里の紳士が他の紳士達を
落としていく(魅了していく)、そのような場面でした。 今までも男同士で妖しい関係を醸し出すシーンは
色々見てきたけど、今回のシーンは今までよりも具体的だった(わかりやすかった)と思いまして、
ここまでやるかと思いました。さすがに本公演ではしないかー。表現はもちろん、オブラートなのですが、
男同士で体の関係を持っているのを想像しやすいというか。
 
第4景「Amazing Grace
娘役さんたちだけのシーンでした。影ソロの「Amazing Grace」を歌っていたのは誰だったのか気になります。
ダンスも良かったけど、歌も良かったです。
 
第5景「Last Steps」
あるダンサーの葬式の設定で、衣装が喪服姿。そして曲がショパンの「別れの曲」
なんか、泣かせに入っている?この場面で園加ちゃんの卒業を感じた観客は多数のようです。
それでも私は退団は無いと思っていたけど。
 
アンコールがあったので、コンサート?と感じました。らんとむのコンサートと薄々、
似ている感じがしていたので、やっぱり同じ系統の作品だよなと思いました。
アンコールで園加ちゃんが一人で踊った場面は優しい感じでした。彼女が振り付けをしたそうです。
 
1回しか観れなくて、残念でもっと見たかったけど、完売していたので、1回観れただけでも幸運だった!
この作品を見たら、園加ちゃんも思いこすことなく卒業できるなと思った。でも次の月組公演がラスト
というのを忘れてはいけない!