えんため語り部屋

舞台を中心としたエンタ-テイメントについて語っています

2013年の観劇記録6

2013年5月の観劇記録、ほぼ1年前かあ。
 
5月
11日(土)12:00~ 「ME AND GIRL」月組 梅田芸術劇場
役替わり配役
ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)= 美弥るりか
ジェラルド・ボリングボーク = 凪七瑠海
セドリック・パーチェスター = 沙央くらま
チャールズ・ヘザーセット = 星条海斗
 
正直、みやるりのジャッキーがどんなだったか、覚えていない。
だって、ジャッキーがどっちだったかさえ、覚えていなかったから。
 
コマがパーチェスターというのは覚えていた。何故なら、博多座で見た
マギーのパーチェスターの印象が残っていて、イマイチと思ったからだ。
マギーはヘザーセットも良かった。台詞は少ないけど、佇まいが良く、
お髭もかっこいいし、やれば、引きの演技も出来るじゃないかと感じたものです。
なので、マギーのジョン卿も見てみたかったな。
 
主役のまさおくんとちゃぴもうん、良かったはず。たぶん・・・。
 
12日(日)11:00~ 「月の皇子」 月組 宝塚バウホール
 
月組の若手筆頭のたまきち初バウ主演。演出もこの作品がデビューの上田久美子先生。
メモしているので、それを元に書きます。
 
途中、「太王四神記」っぽく感じた。皇子の話だし。切れ長の目の鳳月さんが
ゆうひさんに似ていたし。で、はっちさんがその鳳月さんに肩入れしているところとか。
と思って見ていたら、ゆうひさんの父親役だったヨン・ガリョと同じく鳳月さんの父親
という設定だった。
 
三兄弟の母がさらっと衣通姫(咲妃みゆ)に、姫の出自を言うのですが、姫は特に
驚くことなく伊予(?メモしている字が不明)に向かって行った。姫の出自の設定は、
二人の兄とは血がつながっていないということは、宝塚的にはやはり、実の兄妹での
カップルはまずいという判断かな?
 
台詞がたまに現代風に感じて違和感があった。(とメモしているのですが、
どういう台詞にそう感じたのか?覚えていないな)
 
娘役が老け役を頑張っていた。特に皇子たちの母役の琴音さん、良かったです。
一方、男役の老け役、輝月くん、新公学年ながら、研30以上のはっちさんと
同等に渡り合っていてすごい! というか、そういう役を振られるって時点で
もうすごい。まあ、これは「ロミオとジュリエット」での小池先生の抜擢が
あってこそだが。
 
総合的には楽しめた良い作品でした。
私以外の人たちにも評判が良かったのでしょう、年末には東京で再演となりました。

12日(日)15:00~ 「ベルサイユのばら」-フェルゼン編- 雪組 大劇場公演
役替わり配役
オスカル=早霧せいな  アンドレ=未涼亜希
 
壮さんのフェルゼンが似合っていた。
あと、終わりが2006年の星組バージョンと違っていたので、残念だった・・・。
アントワネットがギロチン台に登っていく後ろ姿で終わっていくのが、
当時、初めてみたベルばらで、お芝居自体にあんまり慣れていなかったせいも
あってか、衝撃的だったから。今回もそれで終わると思っていたら違った。
よくよく見るとバージョンが違った、星組は「フェルゼンとアントワネット編」で
今回の雪組は「フェルゼン編」だった。そうか、ヴァージョンが違うのか。
6月の花組の中日公演が「フェルゼンとアントワネット編」なので、あの
終わり方になるのかな?
 
NHKで放送されたものを見たら、衛兵隊がそこまで出ていなかった。
ジェローデル(夢乃聖夏)が意外と出番が多かった。
ルイ16世もオスカルたちと同年代なのだ、だから、専科さんに振らなくても・・・
と思う。磯野さんが悪いとかではなく、組子でもいいと思うだけ。大くんとか
キングとかに振ってもいいと思うんだけど。そう、キング、好きな雪組の組子
なのだが、壮さん時代になって、彩凪、彩風の両名が上がってきて、出番が
少なくなってきて、残念。一時期は、コマ、緒月くんがいなくなった穴を
埋めるかと期待していたのに。